顎・顔面矯正学会
昨日は、顎・顔面矯正の学会に行っていました。
矯正は、何歳になってからでも始めることができます。
思春期になって、歯並びが気になるから。とか、
中年になってから、虫歯を放置していて、歯が倒れたため、噛み合わせが悪くなったから。などなど。
もし、お子さんの歯並びが悪い・反対咬合(受け口)と気にしつつ、矯正は永久歯になるまで様子を見ていらしたら、どうか永久歯になるのを待たずに、受診してください。
矯正経験のあるお母さんの時代には、中学生前後に犬歯の隣の永久歯を抜いて、矯正をするのが一般的でした。
小児矯正では、乳歯の時期に体の成長を利用して、正しい骨格になるように矯正します。犬歯の隣の歯は、役目があって生えている歯ですので、抜きません。
小児矯正では、歯型が取れるようになれば始められます。
てらうち歯科で小児矯正を始めた患者さんの年齢は、一番幼くて4歳です。幼稚園の年長さんから始めた子が最も多いです。
10歳までには受診してください。
幼いほうが、矯正装置に慣れるのも早く、大人が思うより、本人の負担はずっと軽いです。