虫歯はないのに、歯がしみる!
熱いお茶を飲んだ時、ある部分が「キンッ」としみる。そして、冷たい水でうがいをするとまた「キンッ」としみる・・・
『うーん。。隠れたところに虫歯があるのかなぁ』と思ったことがある方、多くいらっしゃるのではないでしょうか?
もちろん虫歯の可能性が高いです。
それとまた、知覚過敏の可能性も高いです。
知覚過敏は、歯の表面にあるエナメル質が薄くなってしまった部分に起こります。
かみ合わせが悪いと、一部の歯に力が強くかかり、その歯の歯茎部(歯と歯茎の境目)のエナメル質が薄くなることがあります。
知覚過敏の治療には、薄くなったエナメル質を樹脂で補います。(保険診療)
かみ合わせの悪さから、起こる場合には就寝時にマウスピースをつけて寝ると、歯ぎしりなどの負担から歯を守れます。(保険診療)
症状が重く、根本的な治療が必要な場合には、歯の矯正をして、かみ合わせを正しくします。(自費診療)
軽い知覚過敏でしたら、普段使う歯磨き粉をフッ素入りのものを使用することで、症状が軽減します。
また、うがいの水をぬるま湯にするなど、口にするものの温度をひと肌にすることで、知覚過敏が軽減します。