子供の反対咬合~治療中の患者さんからの声~

先生と子供の散歩.jpgまだ2歳と小さかった男の子。

初診の頃は、チェアーに乗るのが怖くて泣いていたのを懐かしく思います。

今は8歳。

気にしていた反対咬合の矯正治療を5歳に始めて、昨年、装置をはずし、順調な経過です。

  

僕の長男も、4歳から反対咬合の矯正治療をしています。

年齢が幼いほど、矯正装置に対して慣れるのが早いため、より負担がないからです。

 

受け口1.jpg 

てらうち歯科に、「うちの子が受け口みたいなんです・・・」と、相談に来られる方が多くいらっしゃいます。

パッと見、受け口に見えても、奥歯がそろっていない乳幼児の場合、骨格的な反対咬合ではなく、受け口にする癖だったりと、ご両親でも判断が付きづらい場合が多いです。

骨格的な反対咬合かどうか診断して、矯正の必要を判断します。

 

骨格的な反対咬合であれば、成長期に、正しい骨格になるように、成長を助けることで、反対咬合を治します。(そのため痛みを伴いません)

 

年齢が幼いほど、矯正装置に対して慣れるのが早く、大人が想像するよりも本人には負担がありません。

 

最近矯正を始めた僕の長男も、慣れるまでまだしゃべりづらそうですが、幼稚園でいつもどおり元気に遊んでいます。

実際に治療中のお子さんからのコメントが参考になると思います。

 

 

子供の反対咬合~患者さんからの声~

反対咬合の矯正を五歳からはじめてもらい、思った以上に子供の順応性の高さにびっくりしています(^-^)。

 

装置をつけてから、一ヶ月ぐらいは違和感があったようですが、一年もたてばすっかり慣れ、子供自信もなぜ矯正をしているのか?という事を理解していている事にびっくりしています。

 

歯の矯正といえば、ある程度大人になってからのイメージでしたが、こちらのてらうち歯科で、なぜ小さいうちからの矯正か等、沢山説明をして頂いてからのスタートだったので、安心してはじめられました。

 

反対咬合の矯正治療をはじめてから一年ちょっと、「先生は僕の前歯を前に出すことができて本当にすごいね~」と子供がうれしそうに診察の帰り道に話していました。

 

五歳という成長期に反対咬合の治療をはじめたおかげで、一年ちょっとで正常な噛み合わせの位置まできたことに、親子ともどもびっくりしています。

 

もし、思春期のころや社会人になってから治療をはじめることを考えると、今の何倍も負担があるんだろうなあと感じる今日この頃です。

 

てらうち歯科では、幅広い年齢層に矯正をしています。

お子さんの矯正に関しては、

成長期を生かせる小学校低学年までに、矯正治療を始めることをおすすめします。

矯正装置で虫歯になる?

少し前になりますが、車内2.jpg電車に乗っていたら、近くにいたママさん同士が、

「うちの子に矯正したいけど、矯正をしていると虫歯になりそうよね

と話しているのを小耳にはさみました。

 

そう思っている人が多いのでは?と思い、今日のブログにしました。

 

即答しますと「歯磨きを怠ると、矯正装置がない時より虫歯になりやすい」です。

矯正装置が付いてるので、歯に汚れが溜まりやすいし、歯ブラシもしにくいです。

 

しかし、矯正をしている人に、虫歯ができる人はほどんどいません、それはなぜでしょう?!

 

それは、矯正には定期的なメンテナンスがあるためです。

矯正中は、調整で来院のたびに、隅々まで虫歯リスクをチェックされます。また、フッ素塗布も行われます。

 

結果、矯正装置を付けていても、虫歯になりにくい環境にあります。心配いりませんよ!

 

矯正装置1.jpg

学会へ行ってきました

学会2.jpg今日は、顎顔面矯正学会へ行ってきました。

前回に続き、たくさんの症例にふれて、たっぷり情報を得てきました!

矯正で来院の患者さんに、どんどん反映していきますね!!

 

 

矯正は大人になってからでも始められます。

 

お子さんの矯正を考えているのならば、永久歯に生え換わるのを待たずに、あごの成長期である乳歯のうちに始めてください。

親御さん世代の矯正では、永久歯に生え換わる小学校高学年になるのを待ってから、始めるのが一般的でしたが、よりよい矯正のためには幼稚園~小学校低学年のうちに始めるのが効果的です。

矯正の料金

前回のブログ歯並びで、てらうち歯科での矯正のことに触れましたが、

矯正って、いくらくらいかかるんだろう・・・と思いますよね。

年齢とお口の状態によって費用は変わりますが、目安を、ブログアップしますね。

 

■矯正相談 3150円 (小児矯正・永久歯矯正 共通)

CAEOMEXP6.jpgご自分(もしくはお子さん)の口の中を客観的に見るための資料を作ります。

 

口腔内模型作成・口腔内写真

 

■矯正診断 42000円 (小児矯正・永久歯矯正 共通)

分析・解析

診断後に治療方針と、料金をわかりやすく説明します

 

 顔面写真

パノラマレントゲン撮影 1枚

セファロレントゲン撮影 2枚

必要があれば顎関節のレントゲン撮影もします

 

*てらうち歯科のレントゲンは、デジタル方式です。放射線の量が従来のレントゲン撮影に比べ少ない量で撮影できます。また、現像の待ち時間がなく、すぐ見ることができます。

現像の廃液が出ないので環境にもやさしいです。

 

■矯正装置作成・矯正開始(クレジットカードで分割払いもできます)

お口の状態によって前後しまが、目安としては、

永久歯矯正 80万+消費税

 

小児矯正 乳歯・乳歯永久歯混合 時期  40万~60万+消費税 

 

        永久歯矯正も必要になる場合は

        永久歯列になってから矯正 20万+消費税

 

小児矯正の対象年齢は、

歯型が取れて、矯正装置をセットできる年齢~10歳くらいまでが推奨

年齢が小さい方が、効果が出やすいですし、矯正装置に慣れるのも早いです。

 

■調整料 一回に付き、3150円

 

images.jpg 

 歯並びが悪いと、見た目が悪いことを気にして矯正を考える方が多いですが、

それ以上に大切なのは、部分的にかむ力が強くかかっている歯があることです。

負担がかかっている歯は、虫歯や、歯周炎・知覚過敏になりやすい状態です。

また、顎関節症が起こるのも、かみ合わせの問題からです。

 

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