乳歯だから、ちょっとくらい虫歯でも大丈夫?

 「虫歯になったのが永久歯じゃなくて、乳歯の方でよかった」

「乳歯はどうせ抜ける歯だから、虫歯になっても大丈夫」

 

   『ピピー!』        

               イエローカード2.jpg イエローカードです

 

乳歯は、そのうち抜ける歯かもしれませんが、抜けるまでに虫歯を広げてしまうと、麻酔の注射をしたり、治療のために口を開け続けたり、と、まだ小さなお子さんには負担の多い体験をさせることになります。

 

  歯医者怖いよー.jpg歯医者恐怖症になった大人の患者さんには、幼少期の怖い体験が一生尾を引いて、症状が重くなるまで通院しない方が多くいます。

 

 

  イラスト4.jpg治療の恐怖体験はわかりやすいと思いますが、もう一つ、小児矯正の観点からも重大なことがあります。

虫歯で歯が欠けてしまうと、歯が動いてしまう点です。

本来の歯並びが維持できず、永久歯に生え換わる時、スペースが狭くてガタガタに生えてしまう可能性があります。

 

乳歯は「どうせ抜ける歯」かもしれませんが、将来のお子さんの歯並びや、歯科治療に対する前向きな気持ちをはぐくむためにも、大切にケアしてくださいね。

矯正装置で虫歯になる?

少し前になりますが、車内2.jpg電車に乗っていたら、近くにいたママさん同士が、

「うちの子に矯正したいけど、矯正をしていると虫歯になりそうよね

と話しているのを小耳にはさみました。

 

そう思っている人が多いのでは?と思い、今日のブログにしました。

 

即答しますと「歯磨きを怠ると、矯正装置がない時より虫歯になりやすい」です。

矯正装置が付いてるので、歯に汚れが溜まりやすいし、歯ブラシもしにくいです。

 

しかし、矯正をしている人に、虫歯ができる人はほどんどいません、それはなぜでしょう?!

 

それは、矯正には定期的なメンテナンスがあるためです。

矯正中は、調整で来院のたびに、隅々まで虫歯リスクをチェックされます。また、フッ素塗布も行われます。

 

結果、矯正装置を付けていても、虫歯になりにくい環境にあります。心配いりませんよ!

 

矯正装置1.jpg

乳幼児でもフッ素塗布できますか?

今日は1歳4か月のお子さんのママさんからの質問です。


①虫歯予防にフッ素コートを考えていますが、一歳四ヶ月で可能でしょうか?
②またフッ素コートは保険外だと思いますが、どれぐらいするのですか?

③またフッ素コート以外に小さいうちからしておくといい診療等ありましたら、教えてください。
④奥歯も徐々に生えてきました。


とてもいい質問ですね!

虫歯予防にフッ素塗布は有効です。1歳4か月のお子さんでも、できますよ。

 フッ素塗布は保険診療外なので、てらうち歯科では、1回2000円ですが、
イラスト3.jpgまだトレーニングが必要な小さなお子さんの場合、検診の際に練習(=歯科治療に慣れる)ためにサービス(無料)でフッ素塗布してる場合が多いです。

フッ素塗布は3カ月に一回をおすすめしています。



『またフッ素コート以外に小さいうちからしておくといい診療等ありましたら、教えてください』

まず大切に考えているのは、「歯科医院に慣れて、怖がらずに診察台に乗れるようになる」
ということです。
予防歯科から歯科医院と関わることは、お子さんの今後の診療のためにも、大変良いことです。


痛みを伴う虫歯の治療の場合、緊急に処置が必要なので、しかたなく押さえつけて治療しなくてはならないこともあります。
恐怖心を植え付けてしまうので、とてもかわいそうです。



寝顔4.jpgてらうち歯科では、スタッフが、パパの気持ち・ママの気持ちで接します。
自分で進んで治療を受けれられる子に、育ててあげることを大切に思っています。



虫歯予防の観点からは、フッ素塗布以上に大切なことがあります。
『食生活習慣』です
ダラダラお菓子やジュースを口に入れる生活環境にあると、常に口の中が酸性になっているため、
目には見えないですが、歯が溶け続けている状態です。
食べた後にすぐに歯を磨いても、口の中の酸性状態は変わりません。

食べたりジュース・ミルクを飲んだ後は、2時間以上何も食べない時間を作るのが理想です。
そうすると、溶けた歯の表面が唾液によって修復されます。
とはいえ、お子さんが小さい時は、なかなか2時間空けるのは難しいことも、よくわかります。
僕の子供たちも、2歳4歳6歳と幼いのですが、ちょこちょこお菓子を食べてますし・・・。
できるだけ、心がけてくださいね。

 

  一本磨き1.jpg奥歯も徐々に生えてきました』

生えかけの奥歯は、磨き残しを作りやすいので、
いつもの歯ブラシに、もう一本先の細い歯ブラシを用意して、仕上げ磨きしてあげるといいですよ。

 


  仕上げ磨き2.jpg

シュガーレスガム

食後、歯ブラシ代りに『シュガーレスガム』を食べている人いますか?

え.jpg「はーい!」「はーい!」

 おぉー たくさんいらっしゃいますねぇ。

 

では、ガムを食べても、歯垢はほとんど取れないことはご存知ですか?

「・・・・・」

 

ガムが歯の表面を磨くことは期待できませんが、ガムを噛むことによって、唾液の量が多くなることは期待できます。

 

唾液の量が多いと、自浄作用が増します。

また、食事によって溶けた歯の表面が、唾液中の成分で再生されます。

 

乳児は唾液が多く、よだれかけがベトベトの子もよくいますよね。

(よだれが多ければ多いほど虫歯になりにくいわけではないですが)

乳児は唾液が多いので、頻繁に授乳や離乳食を食べていても、虫歯になるリスクは低いのです。 き.jpg

虫歯の穴

先日、来院の患者さんが、何気ない会話の中で、

 

CA8XQ3KH.jpg『小さい虫歯だったのに、前の歯医者で大きく削られたのっ』

(怒プンプン)そうおっしゃっていました。

                      きっとこんな虫歯だったのでしょう→

 

なるほど、ちっちゃい虫歯のうちに受診したので、詰め物が目立たないように治療が完了すると思いますよね。

 

小さい虫歯というのは、正しくは、穴の入り口が小さい虫歯だったのだろうと思われます。

 

images3.jpg虫歯は、表面が小さな穴に見えても、中に向かって、つぼ型に広がるので、中の方が広く虫歯に侵されています。

 中の虫歯を削って取るためには、入り口を広げる必要があります。

 

そのため、治療後は、患者さんの想像より大きな詰め物が付いているのです。

 

虫歯は進行すると、歯の中で広がります。

初期のうちに発見するためにも、定期的な検診をおすすめしています。

 

てらうち歯科では、再診の患者さんに、定期健診のご案内をお送りしています。

患者さんのお口の状態に合わせて、3ヵ月後だったり、6ヶ月後だったりしますので、

ハガキのご案内を目安にして、検診を受けて下さいね。 

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