残根上の義歯

『残根(ざんこん)??』 初めて聞く言葉の方も多いのでは?

 

  残根3.jpg残根とは、歯の根っこだけが残っている状態のことです。残根には中を治療後、金属の蓋をするので、傷口ではありません。見た目は歯の無い歯ぐきです。

義歯は入れ歯のことです。

残根上の義歯とは、歯ぐきの中に歯の根っこだけが残っているところに入れ歯をはめることです。

 

残根上の義歯にする理由はいくつかありますが、一つには、歯の生えていたあごの骨の形を維持するためです。

 

畑のうねに野菜が生えているみたいに、歯の顎堤(=うね)に歯(=野菜)が生えています。

 

大根畑.jpgうねの野菜が植わっていない部分は、雨風にさらされると、うねが流されて低くなるように、顎堤も、歯がない部分は体に吸収されて、減ってきます。

 

顎堤が痩せると、入れ歯の安定が悪くなります。

また、後日、インプラントを希望した場合、顎堤が痩せていると、インプラントを植えることができません。

 

てらうち歯科では、できるだけご自身の歯を残せるように治療計画を立てています。

自分の歯は、入れ歯やインプラントより、ずっと大切で高価なものなのですから! 

入れ歯に見えない入れ歯(バルプラスト)

「この部分は入れ歯になります」と、初めて言われたら・・・

 

「ええー!入れ歯だなんて。。。」と、内心がっかりされる方が多いのではないでしょうか?

その気持ちは年代によっても違うと思います。

まだ30・40代なら、『入れ歯=老人』の印象で、自分が急に老けた気が。。

50・60代なら、『まだまだ若いはずなのに!』と、がっかりされるのではないでしょうか?

 

部分入れ歯.jpg従来の部分入れ歯だと、入れ歯を安定させるために、歯に金具で引っかけて安定させます。

その金具が、チラチラ見えるから入れ歯だと一目瞭然です。

 

 入れ歯に見えない入れ歯なら・・・

 

あるんです。入れ歯に見えない入れ歯(バルプラスト)が!

ヴァルプラスト.jpg           ヴァルプラスト2.jpg       ヴァルプラスト3.jpg

金属を使用していないので、見た目に入れ歯と感じさせません。

また、歯に金具を引っかけていないので、残った歯への負担が軽いです。

弾力性の高い材質の為、割れずらいです。また歯ぐきにフィットし違和感が少ないのも特徴です。

うれしいことに、お餅やガムがくっつかない!

 

バルプラスト5.jpg アメリカ発の最新の入れ歯です。

保険適用外なので、自費になりますが、どの部分が入れ歯かわからない入れ歯なので、これからどんどん普及していくだろうと思います。

 

「自分がバルプラストという入れ歯にしたら、どんな風かなぁ。」と思われる方は、お気軽にお聞きください。 

口の中が乾きやすいと歯周炎になりやすい?

歯周炎は歯の表面に形成される細菌の塊(プラーク)が原因です。

唾液は歯の表面から細菌を洗い流し、また、抗菌作用で細菌の増殖も抑えます。それでプラークが溜まるのを抑制しています。

 

どらいますす1.jpg唾液は、健康な成人で、一日に1.5リットルも分泌しています。

 

唾液の量が減って、口の中が乾きやすくなると、プラークの形成が抑制されず、歯周病が進行しやすくなります。

 

舌がヒリヒリしたり、口臭が強くなったり、口の中がネバネバした感じになったりもします。

 

口腔乾燥が気になれば、歯科医院を来院してください。

入れ歯ができるまで

入れ歯には、いろいろなタイプのものがあります。

入れ歯に見えない入れ歯とか、磁石で口の中にくっつけるタイプの入れ歯など、じつに様々です。

今日は、保険診療で作る入れ歯の、「入れ歯ができるまで」をお話します。

 

★患者さん本人に、診断と説明の後、歯形をとります。咬み合わせを見るために、上下ともとります。

これに石膏を流し込みます。

印象2.jpg

★歯を並べるための、土台となる部分(歯茎に近いピンク色)を、患者さんの口腔内にはめてチェックします。(写真は石膏型の上に乗っているものです。)

TF.jpg

★前回に作った土台に、歯を並べて、見た目には入れ歯が完成です。

部分入れ歯、上の歯の総入れ歯、下の歯の総入れ歯など、部位によって形は様々です。

配列1.jpg入れ歯はここからが本番!

患者さんに、はめてもらい、咬み合わせをチェックしながら、微調整します。

 

買ったばかりの靴のように、なかなか最初から完璧にフィットしないのが入れ歯です。

体になじむまで、歯科医院で微調整を繰り返し、快適なものにしていきます。

また、快適に使ってきた入れ歯が、加齢とともに外れやすくなったり、割れたり、欠けたりしてしまった時にも、歯科医院で修理をします。

 

 

このように、入れ歯を作るには、数週間から1カ月はかかります。

患者さんの中には、「来週、娘の結婚式だから、入れ歯を作ってください!!」と言って来院される方もいらして、その気持ちはよくわかります。

作ってあげたいのは山々なのですが、1週間ではきびしいです・・・もっと早く来院してください!

 

 

せっかく作った入れ歯ですが、ふだんは使わずに、『いざという時にだけ使おう』と、使わずに置いておくと、その入れ歯がいつの間にか、口の中にフィットしなくなってしまいます。

 

入れ歯は道具です。歯科医院で定期的にメンテナンスして、いつも快適な状態でいられるようにしてください。

敬老.jpg 

 

 

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