フロスが臭う・血がつく
[予防歯科] [保険診療] 2010-01-28 | コメント(0) |
歯磨きの後に、フロスをかけていますか?
フロスとは、いわゆる「糸ようじ」です。
歯の周りの、歯ブラシではとどかない部分の汚れを、糸でこすって拭うものです。
朝晩、歯は磨いているけど、最近忙しくてフロスはしていなかった方、けっこう汚れが溜まっているのもです。
フロスをかけると、フロスに血が付いたことないですか?
痛くもないのに血がにじんでいるのは、歯と歯茎の境目に溜まっていた汚れが、歯肉炎を引き起こしているサイン。
また、フロスをかけて、そのフロスを嗅いだ時に、イヤな臭いが付いていることないですか?
それも汚れが引き起こした歯肉炎(口腔内のバクテリアが増殖)のサインです。
口臭の原因にもなります。
フロスに血が付いたり、臭いが付いたりしていたら、一日に数回丁寧に歯ブラシとフロスをかけて、歯肉を汚れから救ってあげることで、数日で改善されます。(初期の場合)
汚れ(歯こう)は放っておくと、唾液の成分と結びついて、歯石へと変化します。
歯石となった汚れはフロスや歯ブラシでは取れません。
歯科医院に来院して、適切な器具で除去する必要があります。
お子さんの仕上げ磨きにも、ぜひフロスを使ってください。
乳歯の虫歯は、歯と歯の間にできやすいです。それは、汚れが取りきれていないことが原因です。
大人・子供共にオススメのフロス技に、「フロスにフッ素ジェルを付けて使う」です。
フッ素は虫歯予防や知覚過敏にも大変有効です。
フッ素ジェルはてらうち歯科受付で購入できます。
受診以外の方も、お気軽にお立ち寄りください。
歯ブラシや歯磨き剤、フロスや歯間ブラシ、入れ歯洗浄剤まで、ホームケアに必要なものは何でも購入いただけます。