歯茎部の黒ずみ

『何年か前に歯のかぶせをして、気がついたら歯と歯ぐきの境目が黒ずんでいた。何ででしょう?』

『古いさし歯だからしょうがないのでしょうか?』と、患者さんからの質問です。

前装冠5.jpg 

保険内診療で、治療完了時には自然な歯の色だったはずのかぶせですが、年月とともに色が変わります。

かぶせの裏側に使われる金属は、保険診療で認められているものは亜鉛などを含む合金です。

前装冠4.jpgそれが年月とともに歯と歯ぐきの境目から溶け出してきて、表面の白い樹脂に染み付くため、歯茎部が黒ずんできます。

これは保険診療で認められている材料を使う場合、避けられないことです。

食べ物を食べるという機能性には問題がありませんが、見た目の審美性には問題があります。

 

審美的で機能的な歯のかぶせを考えるのなら、裏に金合金を使った白い陶器製の歯(メタルボンドと言います)をおすすめします。(自費診療)

メタルボンド2.jpg金属のにじみが最も少なく、また、金属アレルギーの方にもおすすめです。

陶器製の歯は、表面に着色しにくく、美しい自然色を保ちます。

 

てらうち歯科では、陶器製の歯(メタルボンド)は1歯、8万円から施術しています。

かぶせの土台にする部分には、ファイバーや、金合金などの選択肢もあります。

詳しい説明をご希望の方は、スタッフにお伝えください。

 

入れ歯に見えない入れ歯(バルプラスト)

「この部分は入れ歯になります」と、初めて言われたら・・・

 

「ええー!入れ歯だなんて。。。」と、内心がっかりされる方が多いのではないでしょうか?

その気持ちは年代によっても違うと思います。

まだ30・40代なら、『入れ歯=老人』の印象で、自分が急に老けた気が。。

50・60代なら、『まだまだ若いはずなのに!』と、がっかりされるのではないでしょうか?

 

部分入れ歯.jpg従来の部分入れ歯だと、入れ歯を安定させるために、歯に金具で引っかけて安定させます。

その金具が、チラチラ見えるから入れ歯だと一目瞭然です。

 

 入れ歯に見えない入れ歯なら・・・

 

あるんです。入れ歯に見えない入れ歯(バルプラスト)が!

ヴァルプラスト.jpg           ヴァルプラスト2.jpg       ヴァルプラスト3.jpg

金属を使用していないので、見た目に入れ歯と感じさせません。

また、歯に金具を引っかけていないので、残った歯への負担が軽いです。

弾力性の高い材質の為、割れずらいです。また歯ぐきにフィットし違和感が少ないのも特徴です。

うれしいことに、お餅やガムがくっつかない!

 

バルプラスト5.jpg アメリカ発の最新の入れ歯です。

保険適用外なので、自費になりますが、どの部分が入れ歯かわからない入れ歯なので、これからどんどん普及していくだろうと思います。

 

「自分がバルプラストという入れ歯にしたら、どんな風かなぁ。」と思われる方は、お気軽にお聞きください。 

ホワイトニング

にっこり笑顔に白い歯がキラッ。うーん、やっぱりそんな歯にあこがれますよねー。

images5.jpgみなさんは、ご自分の歯が黄ばんでいると感じますか?

 

『特に、この犬歯の黄ばみが目立つの』と、思う方、多くないですか?

実は、犬歯の天然色は、ご自分のほかの歯にくらべて、少し黄みが強いのが普通なのです。

なので、女優など、犬歯も真っ白なのを見ると、ホワイトニングをしていると一目瞭然です。

 

ホワイトニングは、ご自分がどのくらい白い歯にしたいと思っているかによって、処置内容が変わります。

 

全てのホワイトニングに共通することは、まずは歯の汚れ・歯石をきれいに取ることから。

また、永久に白さが保たれるわけではない点です。

 

1.まずは自宅で簡単にできることから!と思って、『歯を白くする』と書いてある歯磨き粉を使ってみたのに、ぜんぜん効果がない方。

 

images2.jpgもしかして、歯磨き後に紅茶やコーヒー、たばこなど、ステインの元になるのを飲んでませんか?

コップに付く茶渋と同様で、歯にシミ汚れをつけます。

歯磨き粉の中に研磨剤が含まれていて、研磨することでステインを落としますが、歯磨き直後はむしろ研磨剤による細かい傷が残っているので、汚れが付きやすい状態です。

 

2.茶渋やタバコのヤニ汚れをおとして、ご自身の天然色に戻したい方。

 

歯科医院で、専用の研磨剤を使って表面にこびりついた汚れを落として、本来のご自分の歯の色に。

こどもから大人まで、手軽にできるホワイトニングです。

 

3.天然歯より、もっと白くしたい方。(=漂白)

Homeホワイトニングと、Officeホワイトニングの二種類の方法があります。

 

Homeホワイトニングは、歯科医院で歯型を取り、マウスピースを作ります。

マウスピース1.jpg自宅にて、マウスピースに薬剤を入れて、歯にセットします。

昼間、お出かけの時にはできないので、在宅中に使用します。

それを繰り返しして、ご自分の気に入る白さまで続けます。

 

 

Officeホワイトニングは、歯科医院に来院して、歯に薬剤を塗ります。

それをご自分の気に入る白さまで繰り返します。

 

漂白のホワイトニングによって、知覚過敏(歯がしみる)が起こる可能性があります。

その場合は、薬剤を塗って、歯がしみないように処置します。

 

 

てらうち歯科のスタッフ数人も、Homeホワイトニングしています。

実際やってみた手間や効果など、お気軽に聞いてくださいね! 

 

虫歯の詰め物 色いろいろ

虫歯を保険診療で治療したら、銀色の詰め物が付いている歯や、白い詰め物が付いている歯があります。

奥のほうは暗くて、ぱっと見は、銀色が黒に見えます。

どうせ詰めるなら白にしてほしかった・・・。と、思いますよね。

それが、虫歯を削った穴が大きいと、白い詰め物(樹脂)では、割れてしまうために、金属の銀色の詰め物になっているのです。

 

保険診療で使われてる詰めもの(歯の一部を覆う)は、3種類あります。

 

インレー3.jpg銀の合金:削ったところの歯型を取り、歯科技工士が鋳造します。数日後、歯にセットします。これをインレーといいます。

 

 

レジン(樹脂):歯の色と同じ色の樹脂を虫歯を削った部分に詰めます。

 

アマルガム(水銀の合金):虫歯を削った部分に詰めます。 酸化して、黒くなります。 

てらうち歯科では、アマルガム充填は行ないません。最近では、どの歯科医院でも使わなくなった材料です。昔に治療した歯に見られます。

 

レジンはご自分の歯と同じ色のものを使いますので、歯が元通りになったように見えます。

しかし、保険診療で認められているレジンでは、だんだんと茶色がかってくるので、審美的には長持ちしません。

 

保険のインレーは銀の合金で、パラジウムや亜鉛や錫などを含みます。

金インレー4.jpg金属アレルギーのある方は、自費になりますが、金(高カラット金合金)のインレーを使います。(3万円~)

天然歯に近い硬さなので、金は周囲の歯やかみ合う歯を傷めないと言われています。

 

セラミックインレー1.jpg 

審美的には、セラミック(陶器)のインレーがあります。(4万円~)

白い歯が長持ちします。

天然歯そっくりに、歯の色のグラデーションも再現します。

 

 

 

 

 

 

 

ホワイトニング

最近、『歯を白くしたい』という方からのお問い合わせがよくあります。

 

てらうち歯科にホワイトニングで来院されている患者さんの多くが、ホームホワイトニングをしています。

今日は、ホームホワイトニングについて、てらうち歯科での処置の流れをご説明します。

 

 

ホワイトニングbeforeafter.jpg 

ホームホワイトニングとは、歯科医院で歯型を取り、マウスピースを作ります。

マウスピース1.jpg自宅にて、マウスピースに薬剤を入れて、歯にセットします。

昼間、お出かけの時にはできないので、在宅中に使用します。

それを繰り返しして、ご自分の気に入る白さまで続けます。

 

使用キットは約1ヶ月分です。

ホワイトニング後にまた着色汚れがついたり、さらに白くされたい方には、薬液(約1ヶ月分)をお買い足しいただけます。

 

★注意点は

① 治療をして白い詰め物や被せをしている歯には、効果がありません。

天然歯のみに効果がありますので、詰め物や被せが混在している場合、色がばらつきます。

②薬剤により、歯がしみるようになることがよくあります。

その場合、歯がしみないようにする処置は料金に含まれております。

 

★処置の流れ

1回目

お口の資料づくり(口腔内写真や模型を作ります)

 

2回目

歯の汚れをきれいにします。(汚れが付いている部分には、薬が浸透しないからです)

歯型を取ります

 

3回目

マウスピースと薬剤をお渡しして、使い方の説明をします

 

4回目

1~2週間後に様子見(歯ぐきの炎症がないか、知覚過敏はないかチェックします)

ただし歯がしみるなど、気になる症状がありましたら、いつでもご予約ください

 

イラスト3.jpg

 

 興味のある方は、この機会に思い切って始めてみませんか?

 

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