噛む力が20%も低下!?

歯の王様ともいわれる第一大臼歯。

hanomokei.jpg実は、噛む力が一番強い歯なのです。

 

第一大臼歯は上・下・左・右の前歯から6本目にある奥歯です

 

第一大臼歯は、生涯にわたって、咀嚼の中心となる歯です。

食事がおいしく味わえるのも、よく噛むことで唾液が分泌され、唾液の中の酵素がデンプンを糖に変えてくれるからです。

 

ところが残念なことに、この第一大臼歯は、虫歯になりやすい歯でもあるのです。

失うと、噛む力は約20%も低下すると言われています。

 

しっかり噛むことができないと、何を食べてもおいしくないし、味気ない人生になってしまいます。

 

一生自分の歯で噛めるよう、正しい歯磨きと、歯科医院での定期的な検診が欠かせません。

 

健康な歯で、しっかり噛んで、美味しい人生を楽しみましょう。

 

cf.『歯の学校』日本歯科医師会

 

 

指しゃぶり・爪かじりの防止薬

お子さんの指しゃぶりでお困りのご両親へ 

てらうち歯科で取り寄せてますので、お子さんを連れて、お気軽にお試しください。

 

マヴァラ.jpgマヴァラバイターストップという、ヨーロッパ製の薬です。

子供の指しゃぶり防止だけでなく、大人のつめ噛み癖防止にも使えます。

 

見た目は薬というより、マニキュアのトップコートのような感じと、匂いです。

 

苦い顔.jpgこれを、おしゃぶり指の爪に塗ります。

 うっかり舐めてしまうと「にがいー!!」 となって、親に言われずとも、しゃぶらなくなる。というわけです。

一度塗ると、苦味の効果は約2日間です。(手を洗っても落ちません)

 

今回、トライアルしてくれたのは、

寝る時にだけ指吸いをしてしまう4歳のRくんと、

つめ噛みをしてしまう6歳のTくんです。

 

4歳のRくん

「指を吸ったら、だめだよ。苦いよー」と念を押して、お布団へ。

案の定、眠たくなると、うっかり吸ってしまい・・・「にがーいぃ。ママ、これ取ってぇ~」

でも、洗ったくらいでは取れません。

数回、寝入る時に指を吸っては、苦くて半泣きするも、効果てきめん。次の日から、ぱったり指吸いをしないで寝るようになりました。

Rくんの場合、たった一回の使用で、指吸いが終わりました。(おめでとう!)

 

6歳のTくん

「爪を噛んだらダメだよ」 と言い聞かせて、バイターストップを塗ると、面白がって興味津津。

その後、お菓子を食べながら、うっかり指をしゃぶってしまい、、、「にがい!!」とびっくり。

数日間は爪をかむ癖も、すんなり収まったように思われましたが、Tくん的にほとぼりの冷めたころ、ふと見ると、またつめ噛みをしていました。

繰り返し塗って、継続期間を延ばせば、爪かみの癖が終わることが期待できそうです。

 

指しゃぶり2.jpg歯並びや、骨格のためには、指しゃぶりは3歳のうちに、終わった方がいいです。

指しゃぶりの結果.jpg

 

もし、お子さんが4歳になってからも指しゃぶりを続けていて、前歯の上下のかみ合わせが気になりましたら、一度検診に来てください。

 

指の分の隙間ができてしまうと、発音や、摂食に障害が出てきます。

 

お父さん・お母さんが注意しても、就寝中の指吸いはなかなか終わらないものです。

てらうち歯科のスタッフも、その子の将来の歯並びのために、予防・治療に最善を尽くします。

まずは、お子さん本人に、指吸いの弊害を自覚してもらうための話しかけから。

 

ご希望でしたら、マヴァラバイターストップをお試しいただけます。(無料でお試しできます)

お気軽に寄ってください!

検査(歯周ポケット)

患者さんからの質問です

『歯医者さんに行くと、検査のときに「1.1.2.2.4.3.3.3・・・・」と、衛生士さんが言っているのを耳にしますが、あれって、何をしているんですか?』

 

念仏のように数字を唱えているので、不思議に思いますよね。

これは、歯と歯茎の境目の深さを測っています。

この部分を『歯周ポケット』といいます。

数字は深さが何ミリなのかを、アシスタントに伝えて、カルテに記入しています。

もちろん、一人で測って、一人で記入する場合は無言です。puro-bu sika.jpg

 

道具はプローブと呼ばれるもので、メモリがついています。

 

ひとつの歯でも、舌側・ほっぺた側・奥歯側・前歯側で深さが違うので、一歯ずつ丁寧に測ります。

 

歯周ポケットが深いところは、歯周炎になっている部分です。

歯周炎がある部分は、プルーブが触れただけで出血します。

 

ポケット内の歯石の除去やブラッシング指導などで、医院の治療だけでなく、患者さんのホームケアと共に、歯周炎を改善していきます。

矯正の学会へ

今日と明日の週末は、大阪市内にて、講師の先生を招いて、矯正学会があります。

今日の診療を11時で終了して、矯正学会へ行ってきます。

 

本①.jpg

口の中が乾きやすいと歯周炎になりやすい?

歯周炎は歯の表面に形成される細菌の塊(プラーク)が原因です。

唾液は歯の表面から細菌を洗い流し、また、抗菌作用で細菌の増殖も抑えます。それでプラークが溜まるのを抑制しています。

 

どらいますす1.jpg唾液は、健康な成人で、一日に1.5リットルも分泌しています。

 

唾液の量が減って、口の中が乾きやすくなると、プラークの形成が抑制されず、歯周病が進行しやすくなります。

 

舌がヒリヒリしたり、口臭が強くなったり、口の中がネバネバした感じになったりもします。

 

口腔乾燥が気になれば、歯科医院を来院してください。

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