歯茎部の黒ずみ

『何年か前に歯のかぶせをして、気がついたら歯と歯ぐきの境目が黒ずんでいた。何ででしょう?』

『古いさし歯だからしょうがないのでしょうか?』と、患者さんからの質問です。

前装冠5.jpg 

保険内診療で、治療完了時には自然な歯の色だったはずのかぶせですが、年月とともに色が変わります。

かぶせの裏側に使われる金属は、保険診療で認められているものは亜鉛などを含む合金です。

前装冠4.jpgそれが年月とともに歯と歯ぐきの境目から溶け出してきて、表面の白い樹脂に染み付くため、歯茎部が黒ずんできます。

これは保険診療で認められている材料を使う場合、避けられないことです。

食べ物を食べるという機能性には問題がありませんが、見た目の審美性には問題があります。

 

審美的で機能的な歯のかぶせを考えるのなら、裏に金合金を使った白い陶器製の歯(メタルボンドと言います)をおすすめします。(自費診療)

メタルボンド2.jpg金属のにじみが最も少なく、また、金属アレルギーの方にもおすすめです。

陶器製の歯は、表面に着色しにくく、美しい自然色を保ちます。

 

てらうち歯科では、陶器製の歯(メタルボンド)は1歯、8万円から施術しています。

かぶせの土台にする部分には、ファイバーや、金合金などの選択肢もあります。

詳しい説明をご希望の方は、スタッフにお伝えください。

 

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