虫歯の詰め物 色いろいろ

虫歯を保険診療で治療したら、銀色の詰め物が付いている歯や、白い詰め物が付いている歯があります。

奥のほうは暗くて、ぱっと見は、銀色が黒に見えます。

どうせ詰めるなら白にしてほしかった・・・。と、思いますよね。

それが、虫歯を削った穴が大きいと、白い詰め物(樹脂)では、割れてしまうために、金属の銀色の詰め物になっているのです。

 

保険診療で使われてる詰めもの(歯の一部を覆う)は、3種類あります。

 

インレー3.jpg銀の合金:削ったところの歯型を取り、歯科技工士が鋳造します。数日後、歯にセットします。これをインレーといいます。

 

 

レジン(樹脂):歯の色と同じ色の樹脂を虫歯を削った部分に詰めます。

 

アマルガム(水銀の合金):虫歯を削った部分に詰めます。 酸化して、黒くなります。 

てらうち歯科では、アマルガム充填は行ないません。最近では、どの歯科医院でも使わなくなった材料です。昔に治療した歯に見られます。

 

レジンはご自分の歯と同じ色のものを使いますので、歯が元通りになったように見えます。

しかし、保険診療で認められているレジンでは、だんだんと茶色がかってくるので、審美的には長持ちしません。

 

保険のインレーは銀の合金で、パラジウムや亜鉛や錫などを含みます。

金インレー4.jpg金属アレルギーのある方は、自費になりますが、金(高カラット金合金)のインレーを使います。(3万円~)

天然歯に近い硬さなので、金は周囲の歯やかみ合う歯を傷めないと言われています。

 

セラミックインレー1.jpg 

審美的には、セラミック(陶器)のインレーがあります。(4万円~)

白い歯が長持ちします。

天然歯そっくりに、歯の色のグラデーションも再現します。

 

 

 

 

 

 

 

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