入れ歯に見えない入れ歯(バルプラスト)

「この部分は入れ歯になります」と、初めて言われたら・・・

 

「ええー!入れ歯だなんて。。。」と、内心がっかりされる方が多いのではないでしょうか?

その気持ちは年代によっても違うと思います。

まだ30・40代なら、『入れ歯=老人』の印象で、自分が急に老けた気が。。

50・60代なら、『まだまだ若いはずなのに!』と、がっかりされるのではないでしょうか?

 

部分入れ歯.jpg従来の部分入れ歯だと、入れ歯を安定させるために、歯に金具で引っかけて安定させます。

その金具が、チラチラ見えるから入れ歯だと一目瞭然です。

 

 入れ歯に見えない入れ歯なら・・・

 

あるんです。入れ歯に見えない入れ歯(バルプラスト)が!

ヴァルプラスト.jpg           ヴァルプラスト2.jpg       ヴァルプラスト3.jpg

金属を使用していないので、見た目に入れ歯と感じさせません。

また、歯に金具を引っかけていないので、残った歯への負担が軽いです。

弾力性の高い材質の為、割れずらいです。また歯ぐきにフィットし違和感が少ないのも特徴です。

うれしいことに、お餅やガムがくっつかない!

 

バルプラスト5.jpg アメリカ発の最新の入れ歯です。

保険適用外なので、自費になりますが、どの部分が入れ歯かわからない入れ歯なので、これからどんどん普及していくだろうと思います。

 

「自分がバルプラストという入れ歯にしたら、どんな風かなぁ。」と思われる方は、お気軽にお聞きください。 

歯ぐきに膿(婁孔ろうこう:フィステル)

歯ぐきになにやらプクッと膨らみがあるけど、これ何??

フィステル1.jpgプクッと膨れて、数日後には、プチッとつぶれてぺっちゃんこ。

そしてまたプクッと腫れて。。

                  これ何??

これは婁孔(ろうこう)というもので、膿の出口です。

 

ろうこうができるケースでよくあるのは、歯の先端に病巣ができて、そこに膿が溜まった場合です。

溜まった膿は外へ出ようとして、歯の植わっている骨(歯槽骨)に横穴を開けて歯ぐきから外へ出てきます。

火山にマグマが溜まって、噴火するように、膿が溜まると外へ向かって出ようとします。

 

ろうこうができずに、膿がたまったままだと、膿が周りの組織を押すので歯がズキズキ痛みます。

 

ろうこうを治すには、歯の根っこの治療をして、膿ができる原因を除去します。

膿が溜まらなくなると、横穴の開いた歯槽骨も、再生されてふさがります。

 

骨に穴が開くなんて、ちょっとビックリかもしれませんが、歯の根っこの病気ではよくある症状です。

ろうこうを見つけたら、きっちり治療して、安心して歯を使えるようにしてくださいね。

 

明日の午後は休診です

明日、8月4日(木)の午後は歯科医師会関係のミーティングのため、休診とさせていただきます。

 

午前中は通常どおり診療しています。            

朝顔.jpg 

みなさま、暑い中通院してくださり、ありがとうございます。 

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