こどもの歯ぎしり

真夜中に・・・ ゴリゴリ キュッキュッ

何の音かと思ったら、隣で寝ているわが子の歯ぎしり!!

「なんで歯ぎしり??大丈夫??」と、いう質問を、今日も受けましたので、本日ブログアップします。

 

寝顔2.jpg歯ぎしりをしない人はいません。(と、思います)

歯ぎしりの程度には個人差があります。

睡眠自体が解明されていないため、なぜ歯ぎしりをするのか、

完璧な回答はありませんが、

学説では、一つに、ストレスを発散させるためだと言われています。

 

日中、理性が働いていて抑えている情動が、睡眠中には開放されて、歯ぎしりが起こると言われています。

正しい歯並びの永久歯に比べ、乳歯の場合、犬歯誘導(犬歯が主体となって、臼歯が左右にこすり付けられるのを防ぐ)が、少ないため、歯ぎしりしやすいです。

 

「歯ぎしりすると、どうなるの?」

歯がすり減ります。

 

「歯ぎしりは止められる?」

無意識にしているので、本人に注意しても効果はないです。(寝言やいびきが止められないのと同じです)

 

寝顔3.jpgこどもの歯ぎしりは、お口のトラブルが起こるほどのすり減りには

なりませんので、結局のところ、心配はいらないです。

 

でも、なんで歯ぎしりをしているのかを考えてあげるきっかけとして、気にされるのがいいと思います。

 

 

今日はこどもの歯ぎしりについて書きましたが、大人の歯ぎしりは、トラブルメーカーです。

歯が割れる、知覚過敏が起こる、口を開けると耳の下あたりが痛い(顎関節症)などの問題が起こります。(ちなみに院長は、歯ぎしり、くいしばり、寝言、いびきと、夜中も大忙しです)

 

寝顔.jpg予防にはナイトガード(夜寝るときに付けるマウスピース)が有効です。保険が適応されます。(5000円くらい)

場合によっては矯正(自費診療)が必要なケースもあります。 

 

 

コメント

うちの長女も毎晩歯ぎしりしてます。
歯は心配いらないとのことなので安心だけど、
そのストレスの原因かぁ。。。
それをケアするにはなかなか難しそうね。

コメントする

ページのトップへ