検査(歯周ポケット)

患者さんからの質問です

『歯医者さんに行くと、検査のときに「1.1.2.2.4.3.3.3・・・・」と、衛生士さんが言っているのを耳にしますが、あれって、何をしているんですか?』

 

念仏のように数字を唱えているので、不思議に思いますよね。

これは、歯と歯茎の境目の深さを測っています。

この部分を『歯周ポケット』といいます。

数字は深さが何ミリなのかを、アシスタントに伝えて、カルテに記入しています。

もちろん、一人で測って、一人で記入する場合は無言です。puro-bu sika.jpg

 

道具はプローブと呼ばれるもので、メモリがついています。

 

ひとつの歯でも、舌側・ほっぺた側・奥歯側・前歯側で深さが違うので、一歯ずつ丁寧に測ります。

 

歯周ポケットが深いところは、歯周炎になっている部分です。

歯周炎がある部分は、プルーブが触れただけで出血します。

 

ポケット内の歯石の除去やブラッシング指導などで、医院の治療だけでなく、患者さんのホームケアと共に、歯周炎を改善していきます。

矯正の学会へ

今日と明日の週末は、大阪市内にて、講師の先生を招いて、矯正学会があります。

今日の診療を11時で終了して、矯正学会へ行ってきます。

 

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口の中が乾きやすいと歯周炎になりやすい?

歯周炎は歯の表面に形成される細菌の塊(プラーク)が原因です。

唾液は歯の表面から細菌を洗い流し、また、抗菌作用で細菌の増殖も抑えます。それでプラークが溜まるのを抑制しています。

 

どらいますす1.jpg唾液は、健康な成人で、一日に1.5リットルも分泌しています。

 

唾液の量が減って、口の中が乾きやすくなると、プラークの形成が抑制されず、歯周病が進行しやすくなります。

 

舌がヒリヒリしたり、口臭が強くなったり、口の中がネバネバした感じになったりもします。

 

口腔乾燥が気になれば、歯科医院を来院してください。

歯ブラシに「かため」や「やわらかめ」があるのはなぜ?

みなさんは、歯ブラシを選ぶ時「かため」「ふつう」「やわらかめ」どれを選んでますか?

 

はみがき1.jpg口当たりの『好み』もあるかと思います。

一般的には「ふつう」の硬さのものがおすすめです。

 

「やわらかめ」の歯ブラシは、はぐきに炎症があって、出血しやすい場合などに用います。

 

「かため」が好きな方は、歯やはぐきを傷つけてしまわないようにブラッシングする必要があります。

ちなみに僕は「かため」です。

 

歯ブラシ選びについて詳しくは、歯科医院でご相談ください。

カラーセラピーの講習会

今日は、カラーセラピストの北村先生を医院にお招きして、てらうち歯科のスタッフにカラーセラピーの講習会を開いていただきました。

カラーセラピーでは、一人ひとりに調和する色調を判定して、それに伴い服装やメイクに至るまで、本人に調和した色合いを提案してもらいます。

歯科診療とカラーセラピーは直接結びつきませんが、てらうち歯科で勤務してくれているスタッフたちには、カラーセラピーの経験が人生のプラスになってほしいという思いから、今回の講座を企画しました。

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講座を受けて、自分のパーソナルカラーを知る事ができ、いろいろな場面で活用していきたいと、みんなに大好評でした。

北村先生、ありがとうございました。

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