治療が受けられる子にはぐくむ
2歳の子ども(Tくん)の患者さんのお母さんから
「うちの子が、ちゃんと口を開けて治療を受けているのを見て感動しました」
という声をいただきました。
そのTくんも、初回に来院のときは、大泣きで暴れて騒いでお母さんもたじたじでした。
実は、お母さん、『2歳児だから、泣かずにちゃんとチェアーに座って治療を受けるなんてできっこない』と、初めて治療の際に、内心思っていたそうです。
お母さんはTくんの治療説明が終わると、待合室でゆっくり雑誌を読んでいます。
もちろん、一回で信頼関係が築けるものではありません。
はじめの数回は、トレーニングです。少しずつ、子供と信頼関係を築いて、自分から治療を受けられる子供にはぐくみます。
緊急な場合では押さえつけてでも治療することはありますが、基本的にてらうち歯科では押さえつけて治療することはしません。
押さえつけて治療することは、子供に歯科医院に対する『恐怖』のトラウマを作ってしまうので、子供の将来にけっして良くありません。
てらうち歯科では、お子さんを押さえつけて治療するのではなく、お子さんがが自分で治療を受けられる子供に育ってくれるように心がけています。
治療室で、治療の説明の後、保護者の方だけ待合室へ戻っていただくのも、その一環の一つです。
小さな子どもたちも、実はちゃんと治療を受けられます。
最初は泣いて泣いて大泣きでも、何回か通ううちに、『先生は怖くない』とわかると、ちゃんと話を聞けるようになります。
お母さんがチェアのそばにいると、子供は親に頼ろうとして、本来できるはずなのに、『できない子』になりきってしまうことが多いのです。
親が思う以上に、子供はしっかりしています。
10月2日(土)休診
明日、10月2日(土)の診療は、休診とさせていただきます。
土曜日にしか来院できない患者さん、治療が一週間のびてすみません!
幼稚園児の長男・次女の運動会に行ってきます。
さし歯と、インプラントの違い
[保険診療] [自費診療] 2010-09-24 | コメント(0) |
『さし歯』というと、歯が無くなったところに差し込んで歯にした印象でしょうか。
『インプラント』というと、保険がきかない治療で、歯のないところに、金属の根っこを入れて歯を作っているという印象でしょうか。
なんだか、同じような違うような??
『いわゆる さし歯』と、『インプラント』、実際は、ぜんぜん違う治療法なのです。
さし歯と、一般的に言われているものは、自分の歯が残根状態になっているところに、金属で作った歯の芯を接着します。
その芯を覆うように歯の形の「かぶせ」を付けます。
インプラントは、自分の歯の根っこもない状態で、元は歯が植わっていたあごの骨に、歯の根っことなる金属の芯を植えます。
その芯を覆うように歯の形の「かぶせ」を付けます。
違いは、歯の根っこが残っていれば、さし歯。
歯が全部抜けていたら、インプラント。
ちなみに
『さし歯』は保険診療です。(審美的に陶器製の歯にする場合は自費診療になります)
『インプラント』は保険外診療です。
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