前歯がすきっぱ(上唇小帯)

「うちの子の前歯がすきっぱなんです。」

 

 上唇小帯って、聞いたことがありますか?

10.jpg上唇のまん中から歯ぐきにくっついているスジです。

この上唇小帯が歯の付け根まであると、前歯がくっつけずに、

すきっぱになっちゃうんです。

 

右の写真の子の場合は、上唇小帯を切るべきです。

 

しかし、程度によって、様子を見ます。成長と共に前歯がくっついてくるケースがあるからです。 場合によって、切ることをおすすめします。

(保険適用です)

 

 僕の長男も、まだ1歳未満の時に切りました。

11.jpgレーザーで切るので、ほとんど出血もありません。幼いときの方が、怖がって暴れることもなく、手早く処置できます。

 

 

上唇小帯が長いと、前歯を磨くとき歯ブラシが当たって痛いので、歯ブラシを嫌がります。

上唇小帯に歯ブラシが当たらないように、指でカバーして磨くと、痛がりません。

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交野市の歯の健康展

交野市歯科医師会主催の『歯の健康展』をご存知ですか?

毎年、この時期に、交野市のゆうゆうセンターで開催されています。

歯の健康相談や、歯科衛生士による歯磨き指導、などなど有意義な時間が過ごせるイベントです。

小さな子供連れの親子から、お年寄りまで、多くの方に来場いただきました。

 

僕は、歯型を取るときに使う石膏で『子供の手形』を作ってプレゼントするコーナーのお手伝いをしていました。

小さな子供たちが沢山来てくれて、みんなとてもかわいかったです。

 

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明日は学会のため休診

学会2.jpg明日、11月13日の土曜日は、学会のため、休診とさせていただきます。

 

土曜日を続けて休診にするのは、週末にしか来院できない患者さんを思うと申し訳ありません。

 

鹿児島県で開業されている黒江先生の矯正を学びに学会に参加します。

歯科界も、どんどん進歩しています。

優れた技術を吸収して、治療に反映していきます!!

11月6日(土)休診です

明日、11月6日(土)は、休診とさせていただきます。

 

8日(月曜日)は、通常どおり朝9:30から診療いたします。

 

診察ご希望の方は、ぜひご予約の上、ご来院ください。

歯のお悩みは、なんでもお気軽にご相談ください!

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歯周ポケット

 

歯周ポケット1.jpg健康な歯茎は、歯と歯茎がくっついている部分は溝になっていて、深さが1ミリから2ミリです。これを歯肉溝(しにくこう)と呼びます。

歯肉溝は、炎症があると深くなり(4ミリ以上) 歯周ポケットになります。

 

歯茎の検査で、歯の周りの深さを一周測るのは、歯周炎のある部分では、ポケットが深いからです。

表側は浅くても、裏側は深いなど、まちまちです。

 

歯周炎が進むと、歯茎の中の骨がとけていて、歯と歯茎のくっついている部分が深いところにあります。

そのような部分では、歯茎が腫れているために、奥に溜まった汚れが歯ブラシでは取れずに、悪循環をおこしてしまいます。

その結果、歯周炎で歯が抜けてしまいます。

 

腫れている歯茎の中の汚れは、歯ブラシでは取れません。

歯科医院で汚れを取り除いた後、自宅で正しいブラッシングを続けることで炎症は引いていきます。

炎症が引くと歯茎の腫れが引くために下がります。(=歯が長く見えます)

歯茎がくり返し腫れることなのないように、定期的な専門的ケアは欠かせません。

 

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