反対咬合(うけ口)

「いー」してみて。と、言うと、どうも下の歯のほうが出ているみたい。。。

1.jpg受け口なのかなぁ。。。

 

お子さんの歯並びで、『歯がガタガタ』同様、『受け口』も将来ひどくならないかと心配されて、来院される方が多くいます。

 

乳歯が受け口(反対咬合と言います)の場合、永久歯になっても反対咬合になる可能性が高いです。

 

反対咬合を正常な咬み合わせに治すには、

乳歯~永久歯に生えかわり中の時期に、矯正するのがベストです。

 

成長期に、歯が生えている骨の形が、正しい骨格になるように、成長を助けることで、反対咬合を治します。

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矯正装置と、就寝中に装着する装置(写真右)を併用します

年齢が幼いほど、矯正装置に対して慣れるのが早く、大人が想像するよりも本人には負担がありません。

 

大人になってから、反対咬合を治すには、矯正だけでなく、外科処置を必要とするケースが多々あります。この外科処置は入院を伴う手術となります。

 

てらうち歯科では、幅広い年齢層に矯正をしています。

お子さんの矯正に関しては、

成長期を生かせる小学校低学年までに、矯正治療することをおすすめします。

入れ歯に見えない入れ歯(バルプラスト)

「この部分は入れ歯になります」と、初めて言われたら・・・

 

「ええー!入れ歯だなんて。。。」と、内心がっかりされる方が多いのではないでしょうか?

その気持ちは年代によっても違うと思います。

まだ30・40代なら、『入れ歯=老人』の印象で、自分が急に老けた気が。。

50・60代なら、『まだまだ若いはずなのに!』と、がっかりされるのではないでしょうか?

 

部分入れ歯.jpg従来の部分入れ歯だと、入れ歯を安定させるために、歯に金具で引っかけて安定させます。

その金具が、チラチラ見えるから入れ歯だと一目瞭然です。

 

 入れ歯に見えない入れ歯なら・・・

 

あるんです。入れ歯に見えない入れ歯(バルプラスト)が!

ヴァルプラスト.jpg           ヴァルプラスト2.jpg       ヴァルプラスト3.jpg

金属を使用していないので、見た目に入れ歯と感じさせません。

また、歯に金具を引っかけていないので、残った歯への負担が軽いです。

弾力性の高い材質の為、割れずらいです。また歯ぐきにフィットし違和感が少ないのも特徴です。

うれしいことに、お餅やガムがくっつかない!

 

バルプラスト5.jpg アメリカ発の最新の入れ歯です。

保険適用外なので、自費になりますが、どの部分が入れ歯かわからない入れ歯なので、これからどんどん普及していくだろうと思います。

 

「自分がバルプラストという入れ歯にしたら、どんな風かなぁ。」と思われる方は、お気軽にお聞きください。 

フッ素

みなさんは、虫歯予防に何を心がけていますか?

『ダラダラ食べない食習慣』 を実行していますか?

それと、ご存知、フッ素塗布も、気になりますよね。

 

フッ素が塗ってあると、歯が溶けにくくなります。

それが虫歯予防に役立つわけです。

 

では、どんなフッ素塗布をしたらいいのかなぁ。と思いますよね。

 

  P6210112.JPGのサムネール画像のサムネール画像まずは、使っている歯磨き粉。フッ素入りのものを使うことで、日常的に効果が得られます。

でも、車のワックスと同じで、汚れているところに塗っても効果がありません。

歯科医院で、普段の歯磨きでは取りきれない歯の汚れを、きれいにしてからフッ素を塗布します。

フッ素の濃度は、歯科医院で塗布するものの方が、市販の歯磨き粉より濃いです。

 

てらうち歯科では3ヵ月ごとのフッ素塗布をおすすめしています。

 

てらうち歯科のフッ素塗布の内容は、

1.歯科衛生士による歯の汚れの除去

2.歯石が付いている場合は、歯石の除去もします。(歯石は歯ブラシでは取れません)

3.歯磨きの癖で、磨き残しがある方には、歯ブラシ指導をします。

4.フッ素塗布

 

お部屋の掃除を日々していても、たんすの裏やソファーの下など、けっこうホコリが溜まっていませんか?

お口の中もそれと一緒で、きちんと歯磨きをしていても、汚れが溜まってくるものです。

だからこそ、歯科医院に定期的に来院して、隅々までお掃除してください。

 

虫歯の詰め物 色いろいろ

虫歯を保険診療で治療したら、銀色の詰め物が付いている歯や、白い詰め物が付いている歯があります。

奥のほうは暗くて、ぱっと見は、銀色が黒に見えます。

どうせ詰めるなら白にしてほしかった・・・。と、思いますよね。

それが、虫歯を削った穴が大きいと、白い詰め物(樹脂)では、割れてしまうために、金属の銀色の詰め物になっているのです。

 

保険診療で使われてる詰めもの(歯の一部を覆う)は、3種類あります。

 

インレー3.jpg銀の合金:削ったところの歯型を取り、歯科技工士が鋳造します。数日後、歯にセットします。これをインレーといいます。

 

 

レジン(樹脂):歯の色と同じ色の樹脂を虫歯を削った部分に詰めます。

 

アマルガム(水銀の合金):虫歯を削った部分に詰めます。 酸化して、黒くなります。 

てらうち歯科では、アマルガム充填は行ないません。最近では、どの歯科医院でも使わなくなった材料です。昔に治療した歯に見られます。

 

レジンはご自分の歯と同じ色のものを使いますので、歯が元通りになったように見えます。

しかし、保険診療で認められているレジンでは、だんだんと茶色がかってくるので、審美的には長持ちしません。

 

保険のインレーは銀の合金で、パラジウムや亜鉛や錫などを含みます。

金インレー4.jpg金属アレルギーのある方は、自費になりますが、金(高カラット金合金)のインレーを使います。(3万円~)

天然歯に近い硬さなので、金は周囲の歯やかみ合う歯を傷めないと言われています。

 

セラミックインレー1.jpg 

審美的には、セラミック(陶器)のインレーがあります。(4万円~)

白い歯が長持ちします。

天然歯そっくりに、歯の色のグラデーションも再現します。

 

 

 

 

 

 

 

保険で白いかぶせできる歯の部位

歯の番号4.jpg歯の治療をして、かぶせをする時、保険でした場合、

前歯と犬歯までの上下6本(計12本)が、白いかぶせになります。

 

犬歯の隣の歯から奥歯は、銀合金の銀歯です。

 

この保険適用の白い歯を『前装冠』といいます。

前装冠は銀合金の土台の表面に樹脂を張り合わせてつくられています。

樹脂は着色しやすいため、数年で周りの歯より黄色くなります。噛むという機能的な点では問題はありませんが、審美的なことを気にされる方には、

自費診療で陶器製のかぶせ(メタルボンド)をおすすめします。

 

犬歯より奥の歯も笑うと見えますので、銀歯ではなく、白い歯を希望される方も多くいらっしゃいます。

 

てらうち歯科ではメタルボンドは1歯につき8万円です。

もっと手軽な金額で、奥歯を銀歯でなく白くしたい方には、前装冠(42000円)も、自費診療の選択肢として、ご自身で選んでいただけます。

 

詳しい説明をお聞きになりたい方は、スタッフにお声をかけてください。

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