矯正のための学会
[学会] [小児矯正] 2009-07-12 | コメント(0) |
昨日、土曜日の診療後、『顎顔面矯正治療』の学会へ駆けつけました。
昨日・今日と二日間にわたって、鹿児島市で開業されている黒江先生を、大阪にお招きした学会です。
今年の春、鹿児島の先生の診療所へ見学に行ったりもしました。
学会の風景
乳歯の歯並びが気になるお子さんの親御さんで、「矯正は永久歯に生え変わってから」と思っていらっしゃる方はいませんか?
矯正が必要と思われるなら、待たないでください!
10歳くらいまでこそ、矯正に最も適しています。
以前のブログにも書きましたが、歯並びが悪い状態とは
「子供用の8人がけの長いすに、10人の子供が座っているみたいな感じ」です。
狭い分を、永久歯を抜いて矯正した場合、噛み合わせが悪いと何年か経ってから後戻りして、歯並びが悪くなることがよくあります。
子供の頃はアゴも成長しています。
小児矯正では、アゴの成長を最大限に助けることで、正しい骨格に導きます。
そのため大人になってから後戻りの心配がほとんどありません。
また、大切な歯を抜く必要がありません。(親知らずは抜きます)
医師は勉強が仕事です。
良い学会に出会って、これからも勉強していきます!