虫歯予防にいい飲み物

みなさん、好きな飲み物って何ですか?

 

僕は、アイスカフェオレが大好きで、自宅の冷蔵庫には、アイスコーヒーと牛乳パックがドドーンと並んでいます。

 

それとは別に、最近、愛飲しているのが、食後の緑茶。

先日、高千穂峡へ行った時、道の駅で買った緑茶がきっかけで、緑茶、気に入っています。

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実は、緑茶が、虫歯予防になる飲み物だとご存知でしたか?

 

緑茶には、糖分が含まれていませんし、虫歯を予防する成分が含まれているので、歯にいい影響が期待できます。

妊娠と授乳で歯はボロボロになるのか?

『妊娠と授乳で歯はボロボロになるのか?』

けっこう誤解されている方が多いのですが、

授乳.jpg「おなかの子供に栄養分を取られて歯がボロボロになりました。」とか、

「授乳で栄養を取られて歯がボロボロになりました。」という話を聞いたことありませんか?

 

実は、違います!

妊娠や授乳で、歯の栄養分まで吸い取られるということはありません。

 

また、栄養分を取られて、虫歯になることもありません。

 

産後に歯が悪くなったと自覚する人が多いのは、生活習慣が変わったためと推測されます。

育児に追われ、自分の歯を丁寧に磨く時間が割けなかったり、歯石がついているとわかっていても、歯医者に通う時間を優先できなかったなどの理由から、症状が進んでしまったのでしょう。

 

検診に行きたくても、赤ちゃんを預けることができずにあきらめているお母さん、赤ちゃんと一緒に検診に来てください!

 

赤ちゃん.jpgお母さんが診療の際には、スタッフがキッズスペースで遊んで待っています。

小さなお子さんでしたら、ママが抱っこしたまま治療を受けることもできます。(必要な時はスタッフが抱っこしています)

 

お母さんが抱っこで検診の様子は、てらうち歯科ブログ『子供連れのママの治療』

 

ご予約の際には、受付にお電話か、ネット予約で『○○才の子供を連れていきます』と、お伝えください。

 

お子さんにとっても、今後のお子さんの受診のために、歯科医院の雰囲気に慣れるのにとてもいい機会になりますよ。

骨粗しょう症で歯はボロボロになるのか?

骨粗しょう症.jpg骨粗しょう症で、歯はボロボロになるのか?

  

歯は『骨』と思われがちですが、骨ではありません。

骨とは別の構成組織です。

 

となると、ボロボロにならない?!と思うかもしれませんが、

歯が植わっているのは、あごの骨です。

 

骨粗しょう症で、あごの骨がもろくなってしまうと、歯を支えきれずに、歯を失いやすい環境になります。

 

歯を支えている骨(あごの骨)は、骨粗しょう症により、中がすかすかになることがあっても、

骨粗しょう症で、歯が溶けたり、歯の中がすかすかになることはありません。

虫歯~痛みがなく進行する場合も

虫歯が大きくなると、必ず痛いものだと思いますか?

実は、痛みが出ずに歯がボロボロにむしばまれてしまうこともあるんです。

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痛いと感じるのは、歯の中の神経が伝達しているからです。

虫歯が進行すると、むき出しになった神経が反応して痛みを感じます。

 (実は歯の神経が死んでしまっても痛みを感じるのは、歯の周りの骨や歯茎にも神経がかよっています)

 

しっかつ歯2.jpgところが、人の体というのはよくできているもので、ゆっくり進行してきた虫歯に対して、神経が逃げていくんです。

神経が縮んだ分、痛みを感じないまま虫歯は進行していきます。

 

 

「見るからに虫歯だけど、痛くないから歯医者に行かなくてもいいや。」と、虫歯を放置していると、歯は崩れてしまい、歯の根っこの先に病巣ができて、膿がたまります。

その膿は外に出ようとして、ろうこうが歯茎にできます。

 

こうなってから、とうとう歯医者に行こうと決心する・・・というパターンでは、完治するまでかなりの期間がかかります。

 

虫歯は痛みがないと、自分で気が付かないものです。

小さい虫歯のうちに、短期間で治療完了するためにも、定期的な健診は欠かせません。

てらうち歯科では予防歯科にも力を入れております。

学会に行ってきました

今日は土曜日ですが、休診にしてすみません。

てらうち歯科のスタッフと共に学会へ行ってきました。

 

P1010875.JPGこのマーク、見たことありますか?

「歯に信頼マーク」といって、全世界共通に使われているマークです。

このマークの付いている食品(お菓子も)は、虫歯になる心配がありません。

(と、いうことです。)

まだまだ日本では認知度の低いマークですが、輸入菓子などにも見られます。

意外と、安価な輸入菓子に付いていたりします。

 

欧米人は日本人の2倍以上の砂糖を食べながら、

1.jpg虫歯の数は日本人の半分以下です。

 

 『なんで??体質が違う?』

そうじゃないんです。        

 

食生活習慣の違いです。

虫歯が起こるのは、歯ブラシ不足よりも、ダラダラちょこちょこ食べる生活が大きな原因です。

ブログ『歯ブラシすれば虫歯にならない?』にも書きましたが、甘くない食べ物であっても、食べると口の中が酸性になり、歯がとけます。(分子レベルなので目には見えませんが・・)

とけた歯は、約2時間後に、唾液の成分で再石灰化されて、元に戻ります。

(食品によって違いがあります。)

ところが、時間を開けずにちょこちょこ食べ物を口にしていると、常に口の中が酸性で、溶けていくばかりです。そして虫歯が深くなります。

 

食後すぐに歯ブラシしても、口腔内の酸性は変わりません! (水・お茶を飲んでも)

大切なのは、食後の歯ブラシ以上に、食べる時・食べない時のメリハリをつけることです。

 

そのことからも、虫歯は『食生活習慣病』といえます。

 

ダラダラ食い・ちょこちょこ食いには、ジュースを飲む、砂糖やミルクの入ったコーヒー紅茶を飲む、ミルクを飲むことも含まれます。

代わりに、無糖のお茶や水なら安心(口中のPHを下げないため)です。

 

卒乳に悩むお母さんには耳が痛い話ですが、添い乳も虫歯の原因になります。。

同じく、粉ミルクでも、哺乳瓶を持たせたまま眠りにつかせる習慣は、虫歯の原因になります。

 

睡眠中、唾液の量が減るため、歯の自浄作用も、虫歯回復(再石灰化)も低下します。

寝まぎわの飲食は控えてくださいね。(飲食後2時間はあけてから睡眠を・・) 

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