生えてきた永久歯がギザギザなんですが・・・

ときどき、お子さん連れのお母さんに質問されます↓

「うちの子の歯、ギザギザしているんです」 ギザギザの歯.jpg

 

乳歯も永久歯も、真新しい歯は、ギザギザしています。

欠けてしまったり、発育不足のせいではありませんので、ご安心ください。

 

このギザギザは、歯を使うことで摩耗して、目立たなくなります。

乳歯が生えてくる時期や、歯の生え換わりの時期は、歯の段差に食べカスが残りやすいので、仕上げ磨きにはフロスも使って、大事な歯を守ってあげてください。

 

定期的なフッ素塗布も虫歯予防に有効です。

 

患者さんが多い日

月曜日など、休日明けの日は、予約の患者さんの他に、急患の患者さんも多く来院されるので、混雑することがよくあります。

 

今日(月曜日)も予約の患者さんにお待ちいただく時間が長くなってしまい、お一人ずつにもっともっと説明のお話をしたいにもかかわらず、時間が取れきれずに申し訳ないです・・・

 

僕にもっと質問したかったのに、診察中に聞けなかった患者さんは、どうぞメールで質問ください!

診療後に、お一人ずつに返信させていただきます。

  親子4.jpgメールアドレスはHPよりこちら↓

https://xa110.secure.ne.jp/~xa110021/

もしくは

info@terauchi-dc.jp

いつでもご利用ください

 

乳歯の神経が枯れた?!

「息子(7歳)の乳歯の神経がだめになったみたいだけど、歯科医院を受診したほうがいいのかなぁ?」とお母さん。

本人に痛みは無いとのことなので、急いで受診する必要はなさそうです。

 

失活歯.jpg神経が死んでしまうと、その歯の色が灰色や茶色っぽく変色してきます。

乳歯の場合、『様子見』しつつ、抜けかわるのを待つ場合がほとんどですが、歯の根っこの先端に病巣ができると痛みを伴って、歯茎が腫れたりします。

この場合は、炎症が引くように、飲み薬の投与や、薬だけで治まらないなら病巣をきれいにする処置が必要になります。

前歯がすきっぱ(上唇小帯)

「うちの子の前歯がすきっぱなんです。」

 

 上唇小帯って、聞いたことがありますか?

10.jpg上唇のまん中から歯ぐきにくっついているスジです。

この上唇小帯が歯の付け根まであると、前歯がくっつけずに、

すきっぱになっちゃうんです。

 

右の写真の子の場合は、上唇小帯を切るべきです。

 

しかし、程度によって、様子を見ます。成長と共に前歯がくっついてくるケースがあるからです。 場合によって、切ることをおすすめします。

(保険適用です)

 

 僕の長男も、まだ1歳未満の時に切りました。

11.jpgレーザーで切るので、ほとんど出血もありません。幼いときの方が、怖がって暴れることもなく、手早く処置できます。

 

 

上唇小帯が長いと、前歯を磨くとき歯ブラシが当たって痛いので、歯ブラシを嫌がります。

上唇小帯に歯ブラシが当たらないように、指でカバーして磨くと、痛がりません。

  6.jpg  

歯茎の検査で出血?!

プローブ2.jpg歯茎の検査で、歯周ポケットが何ミリなのかを測ります。

 

検査の後にうがいをすると・・・ 「うわー!血が出てる~」

 

その血を見ながら 『さっきの検査で歯茎を傷つけたのか??』 と思ったことのある方いませんか?

 

歯周炎は軽度だと、自覚症状がないものです。

普段の歯磨きでは出血しなくても、歯茎に隠れた歯の表面に汚れが付いていると、炎症が起こっています。

そのため、歯周ポケットの深さを測る検査で、炎症のある歯肉に触れるだけで出血します。

 

触れただけで出血するところには炎症があるので、検査用紙にチェックを入れます。

 

歯茎に検査器具を刺したわけではないのです。

歯科医院で隠れた汚れをしっかり取って、炎症のない歯茎にしてください。

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