歯ぐきの検査って何?
[予防歯科] [保険診療] [患者さんからの質問] 2011-12-15 | コメント(0) |
久しぶりの歯医者。
診察台に座ると、「歯ぐきの検診をしますね」と言われ、何やら先の細い器具がチラッと見えた・・・(ドキッ)
そして、その器具で、歯ぐきをチョンチョン突かれて(ドキドキ・・・痛くありませんように)
そして、衛生士さんは「4、2、3」など数字を言っていた。
口の中をぐるっと突いて、「はい終了です」
『そして謎の数字の意味は??』
このブログをお読みの皆さんも、こんな疑問を持たれたことありませんか?
この検査は、歯と歯ぐきの境にあるポケットの深さを測っているものです。
歯周炎があると、ポケットが深くなります。
数字はその深さをミリ単位で言っていたのです。
健康な歯ぐきでしたら、1~2ミリ程度の深さです。
ポケットの深さを測るのに使用していた器具は、プローブというものです。
歯のポケットの深さは、同じ歯でも裏表・右左側で深さが違います。
ポケットの深さを調べることで、歯周炎の進行状態を知ることができます。
歯周病が悪化することで、歯の周りの骨が溶け、歯が抜けてしまうことになります。
歯周炎は、歯の表面に汚れが付くことから起こります。
汚れ(=異物)が歯ぐきに触れるために、炎症が起こります。
てらうち歯科では、歯ぐきの検査を通して、どの部分を注意して、どのような形の歯ブラシを使ったらいいのかなど、メンテナンスの方法もお伝えしています。