歯の詰め物 欠けたまま放置

脱りちゃん.jpg「歯の詰め物が取れちゃったのだけど、また歯医者に通うのは面倒だなぁ」

なーんて思いながら数か月はあっという間にたち・・・・

 

歯がズキズキし出して、仕事を早退して歯医者へ(涙)

 

歯の詰め物が取れたら、捨てないですぐに持ってきてください!

歯が欠けて取れてしまったのでないのなら、少し調整するだけで、その詰め物や、かぶせをつけ直すことができます。

 

詰め物、かぶせが取れたまま放置するのは、虫歯を放置していることといっしょです。

 

むしばい菌.jpg 削られたままの歯は、エナメル質が無く、中の象牙質が丸出しで、穴には汚れが詰まって歯磨きでは取れきれず、、、虫バイキンが喜ぶ環境です。

 

詰め物が取れてしまったら、放置せずに、その取れた詰め物を持って来院してください。

 

歯は、隙間に向かって倒れてきますので、取れてから数か月もおくと、詰め物がはまらなくなり、歯形を取って作り直すことになります。その分、患者さんの通院時間と費用がかさみます。

脱りちゃん2.jpgかぶせの場合、たとえば上の歯のかぶせが取れたままだと、下の歯が伸びてきちゃうんです!

何歳になっても歯は動きます。だからこそ、何歳からでも矯正ができるわけですが。

 

歯が動いてしまってから、詰め物やかぶせをし直すには、歯型を取って作り直すだけでなく、その周辺の歯も調整する(少し削る)必要が出てきます。

 

詰め物やかぶせが取れたまま放置することは、

虫歯がすすむ

治療費がかさむ(詰め物の作り直し)

時間がかかる(通院回数が増える)

というリスクがあります。

 

だからこそ、取れたらすぐに持ってきてつけ直してくださいね。 

フロスが臭う・血がつく

歯磨きの後に、フロスをかけていますか?フロス1.jpg

フロスとは、いわゆる「糸ようじ」です。

歯の周りの、歯ブラシではとどかない部分の汚れを、糸でこすって拭うものです。

 

朝晩、歯は磨いているけど、最近忙しくてフロスはしていなかった方、けっこう汚れが溜まっているのもです。

 

 

フロスをかけると、フロスに血が付いたことないですか?

痛くもないのに血がにじんでいるのは、歯と歯茎の境目に溜まっていた汚れが、歯肉炎を引き起こしているサイン。

 

また、フロスをかけて、そのフロスを嗅いだ時に、イヤな臭いが付いていることないですか?

それも汚れが引き起こした歯肉炎(口腔内のバクテリアが増殖)のサインです。

口臭の原因にもなります。

 

フロスに血が付いたり、臭いが付いたりしていたら、一日に数回丁寧に歯ブラシとフロスをかけて、歯肉を汚れから救ってあげることで、数日で改善されます。(初期の場合)

 

汚れ(歯こう)は放っておくと、唾液の成分と結びついて、歯石へと変化します。

歯石となった汚れはフロスや歯ブラシでは取れません。

歯科医院に来院して、適切な器具で除去する必要があります。

 

仕上げ磨き1.jpgお子さんの仕上げ磨きにも、ぜひフロスを使ってください。

乳歯の虫歯は、歯と歯の間にできやすいです。それは、汚れが取りきれていないことが原因です。

 

 

 

大人・子供共にオススメのフロス技に、「フロスにフッ素ジェルを付けて使う」です。

フッ素は虫歯予防や知覚過敏にも大変有効です。

 

フッ素ジェルはてらうち歯科受付で購入できます。

受診以外の方も、お気軽にお立ち寄りください。

歯ブラシや歯磨き剤、フロスや歯間ブラシ、入れ歯洗浄剤まで、ホームケアに必要なものは何でも購入いただけます。 

虫歯はないのに、歯がしみる!

猫舌.jpg熱いお茶を飲んだ時、ある部分が「キンッ」としみる。そして、冷たい水でうがいをするとまた「キンッ」としみる・・・

『うーん。。隠れたところに虫歯があるのかなぁ』と思ったことがある方、多くいらっしゃるのではないでしょうか?

 

もちろん虫歯の可能性が高いです。

それとまた、知覚過敏の可能性も高いです。

 

楔形欠損.jpg知覚過敏は、歯の表面にあるエナメル質が薄くなってしまった部分に起こります。

かみ合わせが悪いと、一部の歯に力が強くかかり、その歯の歯茎部(歯と歯茎の境目)のエナメル質が薄くなることがあります。

 

知覚過敏の治療には、薄くなったエナメル質を樹脂で補います。(保険診療)

 

かみ合わせの悪さから、起こる場合には就寝時にマウスピースをつけて寝ると、歯ぎしりなどの負担から歯を守れます。(保険診療)

 

症状が重く、根本的な治療が必要な場合には、歯の矯正をして、かみ合わせを正しくします。(自費診療)

 

 

軽い知覚過敏でしたら、普段使う歯磨き粉をフッ素入りのものを使用することで、症状が軽減します。

また、うがいの水をぬるま湯にするなど、口にするものの温度をひと肌にすることで、知覚過敏が軽減します。

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保険で白いかぶせできる歯の部位

歯の番号4.jpg歯の治療をして、かぶせをする時、保険でした場合、

前歯と犬歯までの上下6本(計12本)が、白いかぶせになります。

 

犬歯の隣の歯から奥歯は、銀合金の銀歯です。

 

この保険適用の白い歯を『前装冠』といいます。

前装冠は銀合金の土台の表面に樹脂を張り合わせてつくられています。

樹脂は着色しやすいため、数年で周りの歯より黄色くなります。噛むという機能的な点では問題はありませんが、審美的なことを気にされる方には、

自費診療で陶器製のかぶせ(メタルボンド)をおすすめします。

 

犬歯より奥の歯も笑うと見えますので、銀歯ではなく、白い歯を希望される方も多くいらっしゃいます。

 

てらうち歯科ではメタルボンドは1歯につき8万円です。

もっと手軽な金額で、奥歯を銀歯でなく白くしたい方には、前装冠(42000円)も、自費診療の選択肢として、ご自身で選んでいただけます。

 

詳しい説明をお聞きになりたい方は、スタッフにお声をかけてください。

前歯がすきっぱ(上唇小帯)

「うちの子の前歯がすきっぱなんです。」

 

 上唇小帯って、聞いたことがありますか?

10.jpg上唇のまん中から歯ぐきにくっついているスジです。

この上唇小帯が歯の付け根まであると、前歯がくっつけずに、

すきっぱになっちゃうんです。

 

右の写真の子の場合は、上唇小帯を切るべきです。

 

しかし、程度によって、様子を見ます。成長と共に前歯がくっついてくるケースがあるからです。 場合によって、切ることをおすすめします。

(保険適用です)

 

 僕の長男も、まだ1歳未満の時に切りました。

11.jpgレーザーで切るので、ほとんど出血もありません。幼いときの方が、怖がって暴れることもなく、手早く処置できます。

 

 

上唇小帯が長いと、前歯を磨くとき歯ブラシが当たって痛いので、歯ブラシを嫌がります。

上唇小帯に歯ブラシが当たらないように、指でカバーして磨くと、痛がりません。

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