抜けた乳歯の中

「うちの子の乳歯、短くて、それに、中が空洞なの!!これって変ですか?」

抜けた乳歯2burokugyou.jpgまず、これは正常です。安心してください。

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乳歯が短いのは、下から永久歯が出ようとして、乳歯の根が吸収(とけた)ためです。

こうして、乳歯は永久歯と上手に交代します。

でも、乳歯のわきから永久歯が生えてきた場合には、歯科医院を受診してください。

永久歯の歯並びのためにも、その乳歯を抜く必要があるかもしれないからです。

 

中にはいくつかの永久歯が生えてこない人もいます。その場合、乳歯の根は極端に短くならず、(メンテナンスがうまくできれば)一生使うことができます。

 

抜けた乳歯の中が空洞だったのは、神経の入っていた部分です。神経はすでに機能していません。抜けた乳歯1.jpg

もと神経だった組織が吸収されたり、肉に変わって歯茎にくっついて抜けたりしたためにできた空洞です。

もと神経だった組織は、抜けた乳歯の中に残っていることもしばしばです。その場合、乳歯は空洞に見えません。

キャンプへ

今年もてらうち家恒例のキャンプシーズンがやってきました。

土曜の診療を終え、急いで帰宅して出発です。

今回の目的は長男の「野生のカブトムシを見つける」と、長女の「星の観察」です、

マキノキャンプ場森の隠れ家サイト.jpg

夜中の3時に起きて、キャンプ場の電灯の周りを見て回ると、なんと数種類のクワガタムシを発見!

カブトムシのオス一匹も発見して、大喜びの長男でした。

いっぽう、長女は、昼間の疲れが出たのか、早々に就寝して朝まで空を見上げることはできませんでした。

 

カブトムシ見つけた.jpg    クワガタ見つけた.jpg

念願の野生のカブトムシとクワガタ

川サイトの奥へ.jpg

土曜日の夕方から一泊のキャンプで、短時間ではありましたが、自然の中で家族と過ごす時間は最高の癒しです。

 

明日は2歳半検診担当医

明日(7月24日)は、交野市ゆうゆうセンターにて2歳半検診の担当医のため、

午前の診療は11:30までとさせていただきます

午後の診療は17:00からとさせていただきます

 

2歳半検診では、「うぇ~ん」と泣いている子が多いですが、みんなとてもかわいいです。

歯医者は怖いところではなくて、怖い思いをしないための予防の場所だと思って、診察に来てくださいね。

矯正学会の終了証

今回の学会は、日曜と祝日でしたので、土曜日を休診にすることなく出席できました。

(学会への出席は医師として必要なことですが、週末にしか通院できない患者さんたちのことを思うと、土曜日を休診日にするのが心苦しいのも正直なところです。)

 

数回にわたり、出席してきたこの矯正学会のコースの終了証をいただきました。

引き続き、患者さんのためになる学会に、積極的に出席して、治療に生かしていきます!

 

岡山にて2012年7月.JPG

 

学会の終了証.jpg

セカンダリーカリエスって何?

セカンダリーカリエス(二次虫歯)って、聞いたことありますか?

 

虫歯を治療して、歯に詰め物をして治療完了。

「は~、やっと虫歯とおさらばできた。」と、安心して、定期健診をしないで歯ブラシが雑になっていると、始まってしまうのが『セカンダリーカリエス』

 

 

 

二次虫歯1加工済み.jpg  虫歯を削ったところに、金属や樹脂 などで、削った部分を修復します。

この時点で虫歯治療は完了ですが、時が経つにつれ、だれでも歯は少しずつ摩耗します。

すると、歯と違う硬さの詰め物との境目に、わずかな段差ができてきます。

歯ブラシ不足によって、そこの段差に汚れが残り、少しずつ歯を溶かして虫歯になることを『セカンダリーカリエス』といいます。

 

痛みが出ていなくても、虫歯によって詰め物が取れることがあります。メンテナンスが悪いと、繰り返すことになり、虫歯の穴がそのたびに大きくなります。

 

何より、治療後の定期的な健診によって、虫歯再発予防を心がけてください。

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