抜歯のあと、歯にする方法いろいろ

『残念ですが、抜かなくてはなりません』と診断されたら・・・

抜いた後、いろいろな方法で歯を作ります。

 

まず、保険診療のものでは、入れ歯ブリッジがあります。

保険外診療ではインプラントや、(歯牙)移植(自分の歯を移植する)があります。

 

 

一本入れ歯.jpgのサムネール画像一本でも入れ歯はできます。入れ歯は脱着式なので、きれいに洗って、常に入れていてください。

面倒くさくなって置きっぱなしにすると、両隣の歯が、歯のない所に向かって倒れてきて、入れ歯が入らなくなります。

 

 

ブリッジ2.jpgブリッジとは、英語の『橋』のことです。

抜いた歯の両隣の歯にかぶせをして、橋渡しします。

ブリッジをするために両隣の歯を削ってかぶせをしないといけません。

両隣の歯が、すでにかぶせをしている歯なら、そのかぶせをはずして、ブリッジを装着します。

 

 

インプラント①.jpgインプラントは両隣の歯を削らずに、歯を作ることができます。

ただし、インプラントは、歯周病などで、顎てい(歯の植わっているあごの骨)が少なくなっていると、植えることができません。

 

 

 

(歯牙)移植って何?と思われる方が多いと思います。

移植とは、自分の歯を別の場所に植え替えることです。

たとえば、奥歯2本が虫歯になって抜いたとします。奥歯が2本もない場合、ブリッジをすることができないですよね。

でも、もし健全な親知らずがあれば、これを抜いて、奥歯に移植することで、移植した歯を使ってブリッジができます。

もちろん、親知らずを前歯に移植することはできません。

 

初診の問診票で『保険診療のみ希望』とされている場合、インプラントではなく、ブリッジか入れ歯で治療計画を立てます。

 

ブリッジにすることで、両隣の歯を削ってかぶせをすることに抵抗がありましたら、インプラントができるか診断を進めます。

 

患者さんご自身、よくわからないことも多いと思います。そのつど、遠慮なさらずに、僕やスタッフにお尋ねくださいね!

今日はスタッフ食事会

今日はスタッフ食事会です。

早めの夕食にしたので、久しぶりに僕の家族も一緒に参加しました。

最近までうちの病院で勤務してくれていた人、最近スタッフに仲間入りした人、総勢14人で、長ーいテーブルを囲んでの食事会でした。

 

わいわいガヤガヤ、楽しい食事会でした。

 

食事会12月3日.jpg

乳歯だから、ちょっとくらい虫歯でも大丈夫?

 「虫歯になったのが永久歯じゃなくて、乳歯の方でよかった」

「乳歯はどうせ抜ける歯だから、虫歯になっても大丈夫」

 

   『ピピー!』        

               イエローカード2.jpg イエローカードです

 

乳歯は、そのうち抜ける歯かもしれませんが、抜けるまでに虫歯を広げてしまうと、麻酔の注射をしたり、治療のために口を開け続けたり、と、まだ小さなお子さんには負担の多い体験をさせることになります。

 

  歯医者怖いよー.jpg歯医者恐怖症になった大人の患者さんには、幼少期の怖い体験が一生尾を引いて、症状が重くなるまで通院しない方が多くいます。

 

 

  イラスト4.jpg治療の恐怖体験はわかりやすいと思いますが、もう一つ、小児矯正の観点からも重大なことがあります。

虫歯で歯が欠けてしまうと、歯が動いてしまう点です。

本来の歯並びが維持できず、永久歯に生え換わる時、スペースが狭くてガタガタに生えてしまう可能性があります。

 

乳歯は「どうせ抜ける歯」かもしれませんが、将来のお子さんの歯並びや、歯科治療に対する前向きな気持ちをはぐくむためにも、大切にケアしてくださいね。

またまた浜松でサッカー

今週は、自分の病院の診療後に、友人歯科医の病院へ行って、前歯の治療をしてもらっています。

 

そして、今週末は、先週に続き、また静岡へ。

今回は、ペンションを数週間前から予約していて、家族みんなで楽しみにしていた旅行だったので、浜松へ、サッカーの練習を兼ねて行ってきました。

 

浜名湖で釣りをしたり、なつかしい浜松のメンバーとサッカーをしたり、遠州灘へ海を見に行ったり、家族五人、犬一匹とともに、短いながら充実した週末を過ごしました。

 

浜松のチームに顔を出すと、チームメイトたちに、「歯医者が歯を折って、自分で治すんか?」と冗談まじりに聞かれました。

(さすがに、自分で自分の歯の治療はできません!)

 

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長男と魚釣り

 

遠州灘のジェイ.jpg

遠州灘はいつも強風です

歯が折れちゃいました・・・

実は、今日、僕の前歯が2本とも折れちゃいました・・・(ショック)

今日は、久しぶりのサッカーの試合で、早朝から張り切って静岡県まで試合に行ってきたのですが、試合の前半で、僕(キーパー)と相手チームのフォワードと接触プレイがあり、上の前歯が2本折れてしまったのです・・・。

 

最初の一瞬は額関節に激痛が走り、次に歯がないことに気づき、「丸ごと抜けた!!」と思ったので、一生懸命「歯」を捜しました。が、見つからず、よく見たら歯が折れていたのでした。

 

ちなみに、歯が丸ごと抜けた場合、根っこの部分をこすらないように気をつけて洗って、抜けたところにはめておくと、歯はくっついて元に戻るものです。

 

虫歯一つない元気な歯だったので、残念です。が、スポーツの事故で、不可抗力でした。

 

幸い、神経が露出していないので、ひどく痛むこともなく、そのまま試合の後半戦に出場しました。

試合結果は0対0。

 

試合の後、妻に電話をすると、「手が折れたんじゃなくてよかったね」と言われました。

まぁ、確かにそうですが。

 

唇を切ってしまっているので、少しカツレツが悪いです。唇の傷が治るまでの間、患者さんには聞き取りにくいことがあったらすみません。

 

明日、午後の診療後は、友人の歯科医の診療を受けに行ってきます。

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