歯周ポケット
[予防歯科] [保険診療] 2010-11-01 | コメント(0) |
健康な歯茎は、歯と歯茎がくっついている部分は溝になっていて、深さが1ミリから2ミリです。これを歯肉溝(しにくこう)と呼びます。
歯肉溝は、炎症があると深くなり(4ミリ以上) 歯周ポケットになります。
歯茎の検査で、歯の周りの深さを一周測るのは、歯周炎のある部分では、ポケットが深いからです。
表側は浅くても、裏側は深いなど、まちまちです。
歯周炎が進むと、歯茎の中の骨がとけていて、歯と歯茎のくっついている部分が深いところにあります。
そのような部分では、歯茎が腫れているために、奥に溜まった汚れが歯ブラシでは取れずに、悪循環をおこしてしまいます。
その結果、歯周炎で歯が抜けてしまいます。
腫れている歯茎の中の汚れは、歯ブラシでは取れません。
歯科医院で汚れを取り除いた後、自宅で正しいブラッシングを続けることで炎症は引いていきます。
炎症が引くと歯茎の腫れが引くために下がります。(=歯が長く見えます)
歯茎がくり返し腫れることなのないように、定期的な専門的ケアは欠かせません。