痛くはないけど、歯に穴があるのですが・・・

親子4.jpgてらうち歯科の「メール問い合わせ」には、いろいろな方から、似た質問を寄せられることもあります。

 

いい質問がありますので、今日はその内容をブログアップします。

 

 

 

【質問】

『 歯に穴があきっぱなしですが、ぼくはべつに痛くもかゆくもありません。だめですか?』

 

【返信】
痛みが無いと、通院し始めるのが、なんとなく延び延びになるものですよね。

汚れが溜まりやすく、清掃しずらい穴は、虫歯に浸食されやすい環境です。
神経が死んでいると、痛みもなく広がります。

穴が広がると、歯が割れて、抜かなくてはならなくなりますので、
そうなると治療の期間と費用がかさんでしまいます。

最善策は、ご自身の歯を維持できるように、歯科医院で歯を清掃し、詰めなおしをすることです。

思い立ったが吉日。早めの治療をおすすめします!


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このブログを読んでくださっているみなさんも、歯に関する質問や疑問をお持ちでしたら、メール問い合わせをご利用ください。

いつからできるの?子どもの歯の矯正

「子どもの歯の矯正は、いつからできますか?」と、お子さんの歯の検診のついでに、よく聞かれます。

 

子どもの歯を、いずれ矯正しようと思っているお父さん・お母さんの中には、ご自身が矯正経験のある方もいらっしゃると思います。

お父さん・お母さん世代が子どもの頃、主流だった矯正は、乳歯が永久歯に生え換わるのを待ってから、犬歯の奥の歯を抜くなどして、並べる矯正でしたので、小学校の高学年から始めた方が多いと思います。

 

お子さんがまだ顎の成長期(幼稚園~10歳くらいまで)でしたら、永久歯に生え換わるのを待たずに、小児矯正をして、正しい骨格に導く矯正をおすすめします。

 

健全な永久歯を抜かずに、あごの成長を助けることで、正しい位置に歯を導く矯正を、小児矯正で行っています。

 

乳歯の時から、歯並びが悪いケースでは顎が窮屈なため、多くの場合、永久歯の歯並びも悪くなります。

 

矯正を始めることができる年齢は、その子が歯形を取ることができて、歯並びを良くしたいという気持ちがあれば、何歳からでも始められます。

てらうち歯科で小児矯正を始めた子の多くは幼稚園~8才くらいです。

 

小さな子に、矯正装置を付けて食事させるのはかわいそう、と思うご両親もいますが、子供は年齢が小さいほど矯正に慣れるのが早いです。

 

小児矯正のイメージは、『7人掛けのソファーに8人で座っている』状態を、

『8人掛けのソファーにする』という感じです。

 

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もう一つよくある質問に「顎を広げると、顔の印象が変わるのでは・・・」という不安です。

エラが張るなどの輪郭への変化はありません。むしろ、口元が審美的に良くなります。

受け口の場合は、下顎を正しい位置にすることで、機能的・審美的に良くなります。

 

受け口1.jpg八重歯はかわいいと言う方もいますが、八重歯の本人は「笑うと唇が八重歯にくっついて口が閉じない時があって恥ずかしい」と思っている方が多いです。

 

「いずれ子どもの矯正をしないといけない」と思っている親御さん、永久歯に生え換わるまで様子見をしてしまうのは、もったいないことです。

成長期にこそ、矯正をしてあげてください!

誕生日

今日は、僕の50歳の誕生日でした。

 

朝まだ寝ているのに、子供たちが僕の布団に入ってきて「パパ、おたんじょうびおめでとー」と、起こされ、お手製のカードや絵をプレゼントしてくれました。

 

診療中、お花の配達があり、見ると、交野歯科医師会から誕生日のお祝いに送ってくださったものでした。サプライズでした。ありがとうございました。

 

歯科医師会からの花.jpgそして、診療後、またサプライズ! スタッフから大きな誕生日ケーキをプレゼントされました。甘党の僕にはぴったりなプレゼントです。

ありがとう!

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ジムニーフェスタ2010

行ってきました!『関西ジムニーフェスタ2010』

P4111457.JPGのサムネール画像

 

 

 

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今回は、家族で初観戦です。

 

 

僕もジムニーが大好きで、もうかれこれ20年くらい前はトライアルに参戦していたんです。

長らく遠のいていましたが、やっぱりジムニー大好きです!

 

 

今日の丹波は、雨交じりの天気でしたが、トライアルコースで、子供の徒競走があったりして、泥んこになって家族で楽しんできました。

 

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歯磨きしているのに、虫歯になりやすい

『歯磨きしているのに、虫歯になってしまうんです・・・』と、親子で来院の患者さん。

よくよく話を聞くと、

『食べたらすぐに歯を磨いているから、虫歯予防はばっちり。なのに親子共々虫歯になるのはなぜなのか??』 

歯磨きシュッシュ.jpgまた、『おやつも、ちょくちょく食べるたびに歯を磨いている』とのこと。

 

実は、ここが落とし穴!

虫歯予防には、歯磨きだけでは、足りないのです。

 

 

問: 歯磨きより手間いらずで、歯磨き以上に肝心な虫歯予防方とは、さて、何でしょう?

 

答え: ちょこちょこ食べずに、飲食と飲食の時間をあける

 

食事をしたり、糖分のある飲み物(牛乳や砂糖入りのコーヒーも含みますよ)を摂ると、口腔内は酸性になります。

(水や糖分のないお茶なら大丈夫!)

歯ブラシで汚れは取れますが、口腔内の酸性度は変わりません。

口腔内が酸性の間、歯の表面が少しずつ溶けています。これが進むと虫歯になります。

 

逆に、飲食後およそ2時間で酸性は収まり、唾液中の成分によって、溶けた部分が再石灰化(修復)されます。この意味で、唾液の量が多い子供は、本来虫歯にはなりにくいのかもしれません。

 

歯磨きしているのに、虫歯になりやすいその主な原因は食生活習慣といわれています。

ちょこちょこ食べ物をつまんだり、ちょくちょく糖分のある飲み物を口にしていると、なかなか再石灰化されず、虫歯になっていくのです。

ご自分の子供に虫歯になってもらいたくないと思っていて、

子供の寝かせ磨きの時間が"恐怖の時間"になっているお母さん、お父さん!

歯磨きを苦労する以上に、もう一度食生活習慣を見直されてはいかがでしょうか。

 

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