虫歯~痛みがなく進行する場合も
[予防歯科] [虫歯] 2010-02-19 | コメント(0) |
虫歯が大きくなると、必ず痛いものだと思いますか?
実は、痛みが出ずに歯がボロボロにむしばまれてしまうこともあるんです。
痛いと感じるのは、歯の中の神経が伝達しているからです。
虫歯が進行すると、むき出しになった神経が反応して痛みを感じます。
(実は歯の神経が死んでしまっても痛みを感じるのは、歯の周りの骨や歯茎にも神経がかよっています)
ところが、人の体というのはよくできているもので、ゆっくり進行してきた虫歯に対して、神経が逃げていくんです。
神経が縮んだ分、痛みを感じないまま虫歯は進行していきます。
「見るからに虫歯だけど、痛くないから歯医者に行かなくてもいいや。」と、虫歯を放置していると、歯は崩れてしまい、歯の根っこの先に病巣ができて、膿がたまります。
その膿は外に出ようとして、ろうこうが歯茎にできます。
こうなってから、とうとう歯医者に行こうと決心する・・・というパターンでは、完治するまでかなりの期間がかかります。
虫歯は痛みがないと、自分で気が付かないものです。
小さい虫歯のうちに、短期間で治療完了するためにも、定期的な健診は欠かせません。
てらうち歯科では予防歯科にも力を入れております。