自宅でグラグラの乳歯を取る時
今日、僕の長女の前歯が、いよいよグラグラで、食べると痛いし、血がいつもにじんでいました。
「4月まで置いといたら?入学式の写真を取ってから抜いたら?」と妻は言ってましたが、どうやらそれまで持たないのは明らか。
それ以上に、長女は「早く前歯が歯抜けになりたい!」と言うのです。
聞けば、幼稚園では「歯抜け」がカッコイイそうで、自分も早くその仲間入りしたいのだそうです。
ほっといても2日か3日後には取れてしまう歯でしたが、長女のたっての希望で、僕が取ることになりました。
まずは、グラグラの歯の根元に糸を巻きつけます。フロスを使いました。
裁縫用の糸でもいいです。
そして、大きく深呼吸させて、息をはき始めた瞬間に、一気に引っ張ります。
すると歯はポーンと飛んでいきました。
唾液と混じって、結構多く見えますが、心配いりません。
ガーゼやティッシュを傷に当てたまましっかりかませておくと、15分程度で血が止まってきます。
この時の注意点は、ティッシュに血が付いたからと、しょっちゅう交換していると、逆に血が止まりにくくなります。10分間は取らずに咬ませてください。
口の中の傷は、血のゼリー状のものに覆われてることで治ってきますので、血でできた黒い塊を取らないでください。
傷に触ると出血がありますが、2~3日でおさまってきます。
長女は満面の笑みで、抜けた歯よりも、鏡を探しに飛んでいきました。
昔はこのようにして、原始的な方法で歯を抜いたものですが、みなさんはできれば、歯医者さんに行って抜いてもらったほうが無難ではあります。
グラグラに見えても、結構歯はしっかりくっついていることもあるので、簡単に取れる歯かどうかの見極めを誤ると、子供がかわいそうなので。
麻酔(注射)には血管収縮剤が入っているので、出血しにくくなる効果もあります。