咬合調整って何?

院長診察風景.jpgのサムネール画像「噛み合わせの当たりを落としますね」とか

「反対側を調整します」とか

「噛み合わせの調整をしますね」など、

いわゆる咬合調整ですが、実際には何をしているかピンときませんよね。

 

~患者さんの気持ち~

何やら青い紙や赤い紙をカチカチ噛んだり、キーンと音のする機械で歯を削って、、、『削られている歯のエナメル質が薄くなってしまうんではないか??』と気になりながらも、先生の言うとおりまた紙をカチカチ噛んで削っての繰り返し。

 

まず、気になる『歯を削る量』ですが、ほんの少しずつしか削っていないので、エナメル質が薄くなりすぎる心配はありません。

 

咬合紙1.jpg青い紙や赤い紙をカチカチ噛んでもらうのは、上下・横方向の歯の当たり方を噛んで色を付けることで検査しているのです。

 

あたりが強い歯には、負担がかかるため、のちのち痛みが出てきます。それを予防するために、正しい噛み合わせに調整するのが目的です。

 

咬合調整では、虫歯のないきれいな歯にも調整を行う場合がよくありますが、そのためにエナメル質を削りすぎることはありませんので、安心してお任せくださいね。

 

顎・顔面矯正学会

昨日の文化の日は、顎・顔面矯正の学会に行っていました。

本①.jpg

矯正は、何歳になってからでも始めることができます。

思春期になって、歯並びが気になるから。とか、

中年になってから、虫歯を放置していて、歯が倒れたため、噛み合わせが悪くなったから。などなど。

 

もし、お子さんの歯並びが悪い・反対咬合(受け口)と気にしつつ、矯正は永久歯になるまで様子を見ていらしたら、どうか永久歯になるのを待たずに、受診してください。

 

矯正経験のあるお母さんの時代には、中学生前後に犬歯の隣の永久歯を抜いて、矯正をするのが一般的でした。

小児矯正では、乳歯の時期に体の成長を利用して、正しい骨格になるように矯正します。犬歯の隣の歯は、役目があって生えている歯ですので、抜きません。

 

小児矯正では、歯型が取れるようになれば始められます。

てらうち歯科で小児矯正を始めた患者さんの年齢は、一番幼くて4歳です。幼稚園の年長さんから始めた子が最も多いです。

10歳までには受診してください。

幼いほうが、矯正装置に慣れるのも早く、大人が思うより、本人の負担はずっと軽いです。

 

関連ブログ

『乳歯の歯並びが悪いと永久歯も歯並びが悪くなりますか?』

『矯正の料金』

『矯正のための学会』

『反対咬合(うけ口)』

『矯正装置で虫歯になる?』

『子供の反対咬合~治療中の患者さんからの声~』

スタッフ慰労会(というか、食事会)

週末はてらうち歯科スタッフ7名で、食事会でした。

 

  ケーキ.jpg僕は一次会で退散しましたが、その後カフェでお茶会もあったようです。

みんな和気あいあいで、この雰囲気が診療中の連帯感につながっていることと思います。

 

 

てらうち歯科スタッフ一同、患者さんお一人お一人の声を大切にしていきたいです。

また、より良い医院づくりのため、お気づきのことがあればぜひお聞かせください。

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